極薦メディカル通信④

#399 WHO、インフルエンザはワクチンで予防不可と結論
~msnニュース2015.1.23~インフルエンザへの感染を避けるため、ワクチンを接種する人も多いが、実はワクチンは感染を防ぐ効果はほとんどないことが判明した。厚労省のホームページを見ると、ワクチンの効果を「ある程度」認めている。しかし、国立感染症研究所の調査によって、昨シーズンA香港型のワクチンを接種した人でも、A香港型のインフルエンザに感染した人が多くいたことが明らかになった。ワクチンには予防効果がないその一方で、世界保健機関WHO)のホームページを見ても、『ワクチンで、インフルエンザ感染の予防はできない。また有効とするデータもない』と書いてあります。そもそも、インフルエンザはA香港型、Aソ連型、B型などと分類しますが、同じ型であってもウイルスは細かく変異を続けているため、ぴったりと当てはまる型のウイルスを事前につくり出すことは事実上不可能です。「インフルエンザ予防にはワクチンが有効だと考えている人は多いですが、はっきり言って妄想です」「ワクチンは毎年約3000万本製造されています。また、巨額の税金をつぎ込み、輸入もしています。5年前、国内の在庫が足りずに慌てて輸入したところ、ワクチンが届くころにはインフルエンザが終息し、大量の在庫を抱えたことがありました。毎年一定量のワクチンを使用することで、備蓄量をコントロールしたいとの政府の思惑も働いていると考えられます。また、インフルエンザがはやる季節には、ワクチンだけで小さな病院でも数百万円、大病院では数千万円の利益になります。病院にとってワクチンは安定収入を得る手段になっているのです」国立公衆衛生院(現・国立保健医療科学院)の疫学部感染症室長を務めたこともある医師の母里啓子氏は、著作『インフルエンザワクチンは打たないで』(双葉社)の中で、衛生研究所の調査によると予防効果はないと断言している。惰性で接種するのではなく、熟慮の上で判断するようお勧めしたい。

【ピッタリ型を予見できるワクチンは、いつになったら出来る?】

 

#398 ついやってしまう「指ポキ」「首ポキ」はやめたほうが良い?
~lifehacker2015.1.15~Donald L. Unger氏という医師が、一生を通じて片手の指の関節だけをボキボキ鳴らし続けたら何が起きるのか、身をもって実験し、50年続けた結果を発表したのです。結論。ボキボキ鳴らした指の関節のほうが太くなったそうですが、それ以外は何の問題もなかったそうです(ちなみに、この研究は2009年にイグノーベル賞(医学賞)を受賞しています)。関節のボキボキで痛みがなければ、おそらく心配する必要はなさそうです(けれども、もしも気になるなら医師に相談してください)。医師は、指の関節であれ首であれ、故意に鳴らすのはお勧めしないと言っていますが、それでもたぶん、実害があるわけではなさそうです。
http://www.lifehacker.jp/2015/01/150115cracking_fingers.html

【やめなくても良い?】

 

#397 骨盤臓器脱、筋トレ3ヵ月で57%が症状改善/BMJ
~ケアネットニュース2015.1.13~軽症の骨盤臓器脱の女性患者に対し、理学療法士が個別に提供する骨盤底筋力トレーニングの介入は経過観察のみの対照と比較して、骨盤底障害度評価項目スコアを有意に改善した。全症状の改善を報告したのは、介入群57%(82/145例)に対し、対照群は13%(18/142例)だった(p<0.001)。介入群のほうが4倍ほど主観的改善を報告した人が多いと思われた。
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/39263

【女性に多いと伺っています。】

 

#394 薬よりも効果が高い?かぜの代替療法
~日経メディカル2014/12/24~就寝30分前にスプーン半分から2杯の蜂蜜を与えた小児の群は、プラセボを投与した群に比べ夜間の咳嗽が緩和され、夜間の咳に伴う本人と親の睡眠状態を有意に改善したというランダム化比較試験(RCT)のデータがある。日本薬局方には「ハチミツ」が収載されている。外来で親に説明し、初回は薬局で処方してもらうとよい。ただし、蜂蜜にはボツリヌス中毒の恐れがあるため、1 歳未満には与えないよう注意が必要だ。成人では蜂蜜単独よりも蜂蜜入りコーヒーの方が咳嗽を軽減させる効果が高いという。このように、対症療法が中心となるかぜ診療では、補完代替療法のエビデンスが数多く報告されている。また「塗るかぜ薬」と称する「ヴィックスヴェポラッブ」が、2~11歳の小児の夜間咳嗽や睡眠の改善といったかぜ症状の有意な緩和の効果を持つことが証明された。ただし、成人のエビデンスはない。一方、かぜの予防や罹患期間の短縮効果が有力視されてきたビタミンCには有効性なしというシステマティックレビューが最近報告された。このほか、医師の「共感」が治療効果に影響を与えるというデータもある。診療で医師に共感してもらったと感じた患者群は、そうではなかった患者群に比べかぜが治ったと感じるまでの期間が短かかった。かぜ診療で最も重要なのは、薬の処方よりも患者の不安を取り除き、納得させる診療なのかもしれない。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t229/201412/539855.html

【やさしさ、思いやりが風邪の特効薬!】

 

#392 がんの原因、遺伝や環境でなく「不運」が大半、米
~AFP通信2015.1.2~がんは、家族歴や環境的要因ではなく、細胞分裂時に起きるランダムな変異の「不運」に見舞われることによって発生する場合が多くを占めるとの研究論文が、2日の米科学誌サイエンスに発表された。ただし、女性で最も患者数の多いがんの乳がんと、男性で皮膚がんに次いで最も患者数の多いがんの前立腺がんは、今回のモデルには含まれていない。ジョンズ・ホプキンス大医学部のバート・ボーゲルスタイン教授(腫瘍学)は「多くの種類のがんは、生活要因や遺伝要因の有無に関係なく、がん促進遺伝子に変異が起きるという不運に主に起因している」長年にわたって喫煙していたり、日光を大量に浴びていたりしているにもかかわらず、がんにならずに長生きしている人々は「優れた遺伝子」を持っているわけではなく、「その大半は、ただ運が良いだけというのが実際のところだ」と同氏は説明した。
http://www.afpbb.com/articles/-/3035527

【エッ!どっち?】

 

#389 国立長寿医療研究センターの大島伸一名誉総長が出版
~中日新聞2014.7.27~将来の医療や福祉に関する提言をまとめた著書『超高齢社会の医療のかたち、国のかたち』を出版した。「このままでは2030年以降に深刻な事態になる」と高齢化の進展に警鐘を鳴らし、抜本的な改革を訴えている。すさまじい速さで進む高齢化について「個人的に『いかに生きるべきか』をいくら考えても、それが無駄になるような段階」との認識を示す。危機が現実化するのは、高齢化率が30%を超える2030年と予測。改革の具体策では、まず医療制度の見直しを挙げる。従来の「治す医療」「病院中心の医療」から「生活者としての全体像を見る医療」「在宅中心の医療」への転換。これに合わせて医師の養成も、特定の臓器の専門医より総合診療医や老年科の知識を持つ医師を優先すべきだと提言する。
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140728143508892

【医療、生活者としての全体像を見る】

 

#387 食べる速さはメタボと関連
~ケアネットニュース2014.9.12~国立国際医療研究センターの長濱 さつ絵氏らは、日本人における食べる速度とメタボリックシンドロームとの関連性を横断的研究で調査した。その結果、食べる速度がメタボリックシンドロームと関連し、この関連は主に、食べる速度による体重の違いで説明されることが示唆された。著者らは「食べる速度を遅くすることで肥満やメタボリックシンドロームを予防できるかどうか、さらなる研究が必要」としている。
http://www.carenet.com/news/risk/carenet/38638

【狭い日本、そんなに急ぐと太っちゃう!】

 

#386 「バナナは滑る」証明 北里大教授らにイグ・ノーベル賞
~msnニュース2014.9.19~「イグ・ノーベル賞」の2014年授賞式が18日、米マサチューセッツ州ケンブリッジのハーバード大で開かれ、物理学賞にバナナの皮の摩擦係数を測定して実際に滑りやすいと証明した北里大の馬渕清資教授ら4人を選んだ。日本人のイグ・ノーベル賞受賞は8年連続。人工関節の研究をしている馬渕さんは「痛みの元になる摩擦を減らす仕組みはバナナの滑りやすさと同じだが、実際に滑りやすさを測定した学術的なデータはなかった」と語った。
【日本人、8年連続受賞!・・・優秀やね!】

 

#382 6.5時間未満の睡眠で糖尿病リスク上昇
~ケアネットニュース2014.9.4~睡眠時間が6.5時間未満の人は、7時間以上の人よりも糖尿病発症リスクが高いことが、新潟大学の平安座 依子氏らの研究で明らかになった。しかし、年齢が上がるほど糖尿病発症リスクに対する短時間睡眠の影響は薄れるという。短時間の睡眠が糖尿病のリスク因子になるのかについて、異なる世代の成人で比較検討した。対象は非糖尿病の日本人3万8,987人。睡眠時間の違い(5.5時間未満、6.5時間未満、7.0時間未満、7.5時間未満、8.0時間未満、8.0時間以上)による8年間の糖尿病発症リスクを異なる世代(45歳以下、 46~59歳、60歳以上)で検討した。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38595

【ぐっすり、適度に寝てください( u _ u ) クゥゥゥ。o◯】

 

#381 塩分摂取と死亡リスクの関係はJカーブ/NEJM
~ケアネットニュース2014.8.25~心血管の健康に最適なナトリウム摂取量は3~6g/日(食塩換算量:7.5~15.0g/日)であり、これより多くても少なくても、死亡や心血管イベントのリスクが高くなることが、カナダ・マックマスター大学のPURE試験で示された。世界の心血管疾患予防ガイドラインが推奨するナトリウム摂取量は1.5~2.4g/日だが、これを達成するには、ほとんどの人が食生活の根本的な変更を迫られると考えられる。尚、カリウム排泄量は多いほどリスクが低下する。
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/38538

【多すぎも、少なすぎもイカン!さらに排泄力が大事!】

 

#380 お米を食べるほど良質な睡眠に?
~ケアネットニュース2014.8.26~    これまでに、GI(グリセミック指数、食後血糖値の上昇度を示す指標)の高い食品が良好な睡眠の質に関連することが報告されている。金沢医科大学は、日本人男女の集団において、GI値の異なる3種類のデンプン食(米・パン・麺類)の摂取量および食事のGI値と睡眠の質との関連を調査した。その結果、高GI食と米の高摂取が良好な睡眠の質と有意に関連する一方、パン摂取量は睡眠の質と関連せず、麺類摂取量は低い睡眠の質と関連することが示された。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38531

【日本人の睡眠には→お米】

 

#378 地中海食が乳がんリスクを減少
~ケアネットニュース2014.8.13~Instituto de Salud Carlos IIIの研究。スペイン人女性における食事パターンと乳がんリスクの関連を、閉経状態と腫瘍のサブタイプ別に層別化し、症例対照研究で検討した。その結果、西洋食パターン(高脂肪乳製品・人工肉・精製穀物・菓子・高カロリー飲料などを高摂取、低脂肪乳製品・全粒穀物は低摂取)が乳がんリスクに悪影響を及ぼすことが認められた。さらに、すべてのサブタイプの乳がんの予防に、果物・野菜・豆類・多脂性魚・植物油の豊富な食事パターンによるベネフィットが示唆された。
http://www.carenet.com/news/risk/carenet/38492

【肉より魚、高カロリー食より低脂肪・全粒穀物が良いらしい!】

 

#377 「食べて痩せる」ための調味料選び
~WIRED2014.8.14~早く満腹を感じさせたり、消化を速める食物や香味が存在する。ダイエット中にこうしたものを選べば、助けになってくれる。ひとつが「うま味」なのだと言う。その理由は「満足してすでに『お腹いっぱい』だと感じたから」なのだと言う。コショウや唐辛子も、食べる量を減らすのに役立つとがすでに知られている。また野菜は、正真正銘の「食欲キラー」となる。より細かく切り刻んだ野菜を入れると、つまり、私たちの料理の中に「隠されて」いると、脂肪の量を変えることなく、同じ満足度で、私たちは食べる量が少なくなる。野菜は早く、満腹を感じさせるからだ。
http://wired.jp/2014/08/14/scientific-advice-to-diet/

【野菜ラーメン、旨いけれど・・・ダメかも!?】

 

#375 ビタミンD欠乏で統合失調症発症リスクが2倍に
~ケアネットニュース2014.8.12~統合失調症はビタミンD欠乏と強く関連していることが、明らかにされた。統合失調症患者の65.3%でビタミンD欠乏が認められること、ビタミンD欠乏例はビタミンD充足例と比較して統合失調症である可能性が2.16倍高かった。イラン・エスファハーン医科大学の研究。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38481

【適度な日光浴がいいかも!?】

 

#374 歩くよりヨガ、糖尿病予防に
~ケアネットニュース2014.8.4~糖尿病高リスク者に対するウォーキングとヨガの効果を比較したところ、ヨガ群で体重、腹囲の有意な低下がみられた。一方で、食後・空腹時血糖値などのリスク指標への影響に有意差は認められなかった。糖尿病リスク者のウエスト引き締めに「ヨガ」はウォーキングよりも有効な可能性がある。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38443

【歩きながらヨガ、もっと効く!?】

 

#373 コーヒーを多く飲む人は顔のシミが少ない
~ケアネットニュース2014.8.7~日本人中年女性131名を対象とした検討の結果、コーヒーおよびポリフェノール摂取量が多い人ほど顔のシミが少ないことが明らかにされた。ネスレ日本の福島洋一氏らが報告したもので、「コーヒーは、日焼けによる皮膚の老化の予防に役立ち、クロロゲン酸を含むポリフェノールにはシミにみられる色素過剰を減じる可能性があると思われる」とまとめている。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38459

【「ポリフェノール」っていろいろ良いんだね!】

 

#372 喫煙者率、初の20%割れ – JT調査
~CBニュース2014.7.31~2014年5月現在の全国の喫煙者率は前年同月より1.2ポイント低い19.7%だったことが、日本たばこ産業の調査で分かった。1965年に調査を開始して以来、20%を下回ったのは初。喫煙者率が低下した理由について、同社は「健康への意識の高まり、喫煙をめぐる規制の強化、増税・定価改定などによる」と分析している。喫煙者率は19年連続で過去最低を更新し、1966年の49.4%から29.7ポイント低下した。男女別では、男性が30.3%で前年同月より1.9ポイント低下。女性は9.8%で同0.7ポイント下がった。
https://www.cbnews.jp/news/entry/43413

【おしゃれでタバコを吸う人、ニコチン中毒共に減っているようだ!?】

 

#371 ロボットが「歩き方」によって人の感情を認識可能と証明
~東京農工大学2014.7.14~東京農工大学のベンチャー・ジェンチャン准教授、筑波大学の門根秀樹 助教とコレージュ・ド・フランスのアラン・ベルトーズ名誉教授が共同で実施。4人の演者が5種類の感情(喜怒哀楽恐)を表現した動作をアバター変換で作製したヒューマンモデルを使って、被験者がどのように感情を認識するか調べました。その結果、速度と姿勢を変化させることにより、被験者が認識する感情が変化しました。これによって、速度、姿勢など特定のパラメータが感情認識に影響を与えることが示唆されました。

【不味そう、旨そうは食べ方見てりゃわかる。歩き方も同じか?】

 

#370 疲れているときに甘いものを食べるとより一層太りやすくなる
~IROIRO2014.7.15~疲れているときは自然と体が糖分を欲っするし、なんたって一生懸命がんばった自分にご褒美をあげたくなってしまうものだ。ところが、ダイエット中の女性にとって疲れているときの高カロリー食は超危険で、これを許すとデブ街道まっしぐらになってしまうとの調査結果が発表された。食前24時間の間により多くのストレスを感じていた女性は、そうでなかった女性よりも燃焼カロリーが104kcal少ないことが明らかに。これは、1年で換算すると約5kgの増量に値するという。疲れているときほど自分に厳しくならないと太ってしまうという結論に。

【ヘトヘトになるまで仕事するのはやめよう!】

 

#369 恋人への想いは痛みを和らげる?
~ケアネットニュース2014.7.18~米国・スタンフォード大学の研究。低~中程度、または高度な熱痛に曝されている恋愛初期の参加者に、恋人の写真もしくは同程度に魅力的で親しい知人の写真を見せた。結果は、疼痛緩和の程度は、恋人への熱中度と明らかに相関していた。恋愛初期の恋人への熱中度の強さは、疼痛緩和の予測因子となりうること、最愛の人の写真を見つめることで疼痛が緩和することを示すものであった。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38357

【草津の湯でも治らない恋の病の逆バージョン!】

 

#368 カネボウ「白斑」発症メカニズムの一端を解明
~ケアネットニュース2014.716~医薬部外品有効成分「ロドデノール」配合製品を使用して白斑が発症するメカニズムの一端を明らかにした。ロドデノールがチロシナーゼと結合することにより、「ロドデノール代謝物」が生成されることが判明。この代謝物が白斑を引き起こす要因になったとみられる。しかし、開発時の実験のロドデノール濃度では、細胞障害は確認されなかった。開発時の実験で行った約100倍の濃度で細胞障害が生じた。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38350

【白斑寸前までが「色白」ということか?】

 

#367 うつ病と殺虫剤、その関連が明らかに
~ケアネットニュース2014.7.9~米国・ノースカロライナ大学は殺虫剤を個人で散布した男性のデータを解析し、殺虫剤の曝露とうつ病との関連を調べた。その結果、2系統(燻蒸剤・有機塩素系)、7種類(リン化アルミニウム、二臭化エチレン、2,4,5-トリクロロフェノキシ酢酸、ジエルドリン、ジアジノン、マラチオン、パラチオン)において、うつ病との明らかな関連が認められたことを報告した。各ケース群のオッズ比は1.1~1.9。
http://www.carenet.com/news/risk/carenet/38310

【他の病気も関連性が・・・あるかも!?】

 

#364 お葬式は体に悪い?体験談から
~ケアネットニュース2014.7.4~ある寒い日のこと。意識不明で搬入された救急患者さんに引き続いて大勢の親族が来院されました。全員がそろいもそろって喪服です。「患者さんは大変厳しい病状ではありますが、それにしても喪服というのは、いささか気が早すぎると思うのですけど」「いえ、われわれお葬式の最中だったんです」「お葬式の参列中に倒れたのですか!」「そうなんですよ」血相変えてやってきた親族の皆さんは、まだお葬式の続きが残っているということで、ぞろぞろと帰っていかれました。真冬の寒い中で行われる葬式は、高齢者にとってかなり過酷な状況であるということは容易に想像できるところです。お葬式というのは、厳密にスケジュール通りに行われ、勝手に休憩できない、飲み食いやアルコールがつきもの、会場が暑すぎたり、寒すぎたりすることがあるということで、あまり心臓によくない。
http://www.carenet.com/report/nakajima/cg001046_024.html

【最近は葬儀場も安全対策!?死者が出たら大変だから・・・】

 

#363 母斑数は乳がんの独立予測因子?
~ケアネットニュース2014.6.26~母斑はホルモンに関連することが示唆されている。米国・ブリガム&ウィメンズ病院のMingfeng Zhang氏らは、母斑は血漿ホルモン値の表現型マーカーとなり、乳がんリスクを予測するのではないかと仮説を立て検証研究を行った。その結果、母斑数は血漿ホルモン値を反映し、既知の因子とは独立した乳がんリスクの予測因子となりうることを報告した。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38242

【ホクロと乳がん。男性のホクロは?】

 

#362 自信を持つ秘訣は、他人ではなく1年前の自分と比べること
~ライフハッカー2014.6.25~自分よりかなり経験豊富な人の仕事と自分の仕事を比べたりしたら、落ち込むのも当然だと思います。毎月、毎年、少しずつ成長し続けている間は、自信を持ってこう言いましょう。「私は少しずつ良くなっている。完ぺきではないかもしれないけど、そんな人はいない。誰もが常に成長し、向上しているんだ」自分の仕事を見て「なんてレベルが低い仕事だろう」と思うのはやめて、「去年の仕事よりはるかにマシだ」と思いましょう。
http://www.lifehacker.jp/2014/06/140625compare.html

【年々歳をとると・・・(‘~`;)】

 

#361 “青い”静脈、実は“灰色” 目の錯覚と確認
~京都新聞2014.6.25~ヒトの腕などで青く見えている静脈の色が実際は灰色であることが、立命館大の北岡明佳教授の研究で分かった。実際は黄色がかった灰色。光の三原色である赤、緑、青の割合でも青がもっとも少なく、目の錯覚で青く見えることが確かめられた。今後、正確に静脈注射する技術などに応用できるという。

【イケメン・美人⇔そうでない人・・・「目の錯覚」はアリ!?】

 

#360 眼瞼下垂、老化以外のリスク因子が判明
~ケアネット2014.6.17~眼瞼下垂のリスク因子について、一般にいわれている老化に加えて、「男性」「遺伝子変異」「皮膚色が薄い」「BMI高値」とさらに「現在喫煙」も含まれる可能性が明らかにされた。(オランダ・エラスムス大学医療センター)眼瞼下垂(または皮膚のたるみ)は高齢者において頻度が高く、これまで老化以外のリスク因子は明らかにされていなかった。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38180

【遺伝子以外はなんとか・・・なるかも!?】

 

#359 鎮静剤で子ども12人死亡、東京女子医大学長「病院総退陣を」
~中日新聞2014.6.13~東京女子医大病院で首を手術した2歳男児が死亡した医療事故で、同医大の笠貫宏学長らが、病院側が調査結果の報告書を公表しないのは社会的責任を果たしていないとして、吉岡俊正理事長や理事ら三十数人に総退陣を求める文書を送った。笠貫学長は、2001年に女子医大病院で心臓手術を受けた女児が死亡した医療事故で、カルテが改ざんされた事案に触れ「隠蔽体質は今も変わらない」と主張、「新たな組織で抜本的な改革に取り組むことが必要だ」と述べた。会見には高桑雄一医学部長らも同席した。
http://iryou.chunichi.co.jp/article/detail/20140613072733736

【12人はなぜ死んだのか?を考えると・・・】

 

#356 緑茶が認知機能低下リスクを減少
~ケアネットニュース2014.6.3~高齢者における認知症や軽度認知障害の発症に、緑茶・コーヒー・紅茶の摂取が影響を与えるのか――。金沢大学神経内科の研究グループは、「なかじまプロジェクト」において、60歳超の地域住民の集団ベースによる前向き研究を実施した。その結果、緑茶をまったく飲まない群と比べて、緑茶を週に1~6回飲む群では約5年後の認知機能低下リスクが約1/2に、緑茶を毎日1杯以上飲む群では約1/3に減少した。一方、コーヒーや紅茶ではこのような認知機能低下との関連はみられなかった。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/38102

【日本人は・・・緑茶。。】

 

#355 人をけなしたり批判する「皮肉屋」は脳に損傷をうけ認知症に
~カラパイア2014.6.3~東フィンランド大学の研究チームが平均年齢71歳の1449人を対象に、世間や他人に対する皮肉・批判度を測る質問をして、同時に認知症のテストしてみた。人は利己的な関心だけでしか動かない、誰も信用できない、と強く信じている人は、それほどでもない人の約3倍も認知症になるリスクが高いことがわかった。この数値は高血圧、高コレステロール、喫煙などの認知症に影響を与えるものを調整した後のものである。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52164754.html

【実証!・・・情けは人のためならず】

 

#352 世界の3人に1人が太りすぎ、21億人に、国際研究
~MSNニュース2014.5.30~1990年代以降に世界的に体重増加の傾向が強まり、現在は3人に1人が肥満か体重超過の状態にある。特に先進国の子どもや若者で90年代に肥満が急増している。世界保健機関は2025年に肥満の増加を止める目標を掲げるが、チームは「国際的なリーダーシップで対策を講じないと難しい」と警告する。国別ではクウェートやトンガ、キリバスなどでBMI30以上(肥満)が半数を占める深刻な状況。米国は男性の31・7、女性の33・9%が肥満と先進国で最も高く、日本は男性4・5%、女性3・3%と欧米より低かった。

【日本人は・・・「やせ」も問題に!】

 

#351 中国で最も複雑な漢字
~カラパイア~下記URLの画像にある漢字、読める人はいるかな?現在使われている中国語で最も複雑なものだそうで、その画数は57画あるという。正解は「ビャン」。中国の陝西省で人気の幅広の麵を意味するもので、ビャンビャン麺を表記するときに使用されるという。
http://karapaia.livedoor.biz/archives/52164255.html

【ビャンビャン麺・・・食べたい!】

 

#350 ガミガミと小言が多い妻を持つ男性は早死に
~ロケットニュース2014.5.15~口うるさく小言が多いパートナーを持つ男性の寿命についての研究(コペンハーゲン大学の研究チーム)。口論や心配によって生じるストレスは、心臓疾患や免疫力の低下、高血圧といった健康問題を誘発し早期死亡の原因になるのだという。またストレスは、自殺や深酒が原因の疾患を引き起こす可能性もあるとのこと。人に悩み事を打ち明けてストレスを発散する女性に比べて、男性は人間関係が女性よりも狭くグチを言わない性質から、ストレスを溜めやすいことが早期死亡につながるとの理由に挙げられている。
http://rocketnews24.com/2014/05/15/440970/

【胸の痛みの原因は、もしかして・・・コレ!?】

 

#348 軽度でも日々の運動時間が長い人ほど障害発生・進行リスクが低い
~ケアネットニュース2014.5.15~運動は強度よりも持続性が、障害発生・進行リスクの抑制に寄与することが明らかにされた(米国・ノースウェスタン大学)。「今回の前向き研究データから、毎日の軽度の運動時間を増やすことが、変形性膝関節症に罹患しているまたはリスクを有している人の障害発生および進行を抑制することが示された。毎日の運動時間を増やすことが障害リスクの低下に結びつくことになる。運動強度は増やさなくともよいようだ」
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/37995

【何事も続けることが大事。】

 

#347 53歳時の身体能力でも長生きできるかを識別可能/BMJ
~ケアネットニュース2014.5.16~身体能力テストの結果がよい人は全死因死亡率が低いことが、地域の高齢者を対象とした試験においては一貫して示されている(英国・ロンドン大学)。53歳時の身体能力結果と、その後13年間の死亡率との関連を分析した結果、複合スコア最低位群の全死因死亡率は、最高位群の3.68倍だった。また、立位バランス時間が強く死亡率と関連するというエビデンスが見つかった。
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/38000

【最近・・・体力に自信がなくなった。】

 

#346 「歩行とバランスの乱れ」はアルツハイマーのサインかも
~ケアネットニュース2014.5.13~バランスと歩行の障害は、アルツハイマー型認知症(AD)のごく初期のサインかもしれない(米国・イサカ・カレッジ)。片脚立ち時間テストは、ごく初期のAD患者のほうが対照群よりも、開眼状態、片目をつぶった状態ともに有意に時間が短かった。AD患者の歩行障害は、10mの快適速度での歩行、および歩行分析装置の歩行で速度が遅かったことで判明した。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/37993

【最近・・・ふらつくことが多くなっっったぁ~。】

 

#345 サウジアラビア、MERSによる死者126人に
~AFP通信2014.5.9~サウジアラビア保健省は9日、中東呼吸器症候群(MERS)による死者が国内で新たに5人確認され、同国でMERSが初めて確認された2012年以降の死者数が126人になったと発表した。サウジアラビア保健省によると、周辺の湾岸諸国のMERSによる死者数は463人となった。MERSは、2003年にアジアを中心に流行し8273人が感染したSARSの近縁種で、SARSよりも感染力は低いが致死率が高い。MERSのワクチンや抗ウイルス薬はまだ開発されておらず、死亡率は40%以上だ。研究者らは、MERSの感染源はラクダの可能性が高いとみている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3014538

【コワ~。】

 

#344 115歳女性の血液から長寿のヒントが発見される
~lifehacker2014.5.11~ヘンドリック・ヴァン・アンデルシッパーさんは、1890年に生まれ、2005年に115歳で亡くなりました。彼女は、死の直前まで健康であり続け、認知機能も正常なままでした。問題なく会話もできました。なぜそんなことが可能だったのでしょうか?彼女の白血球の3分の2は、わずか2つの幹細胞によって作られていたと、米誌New Scientistが報じています。別の研究結果によると、アンデルシッパーさんの白血球から無数の突然変異体が発見されたそうです。しかし、そのすべては無害なものだったようです。つまり、彼女は「有害な突然変異体を修復したり、廃棄する優れたシステム」を持っていたことになります。
http://www.lifehacker.jp/2014/05/140511longevity.html

【突然変異は一生の間にも起こっている!?】

 

#343 介護職員の半数、健康と将来の生活に不安
~CBニュース2014.5.7~介護職員の半数余りが自分の健康や将来の生活に不安を抱えていることが、全国労働組合総連合(全労連)の「介護施設で働く労働者のアンケート調査」で分かった。また、正規職員として働く介護職員の平均賃金は、全産業と比べて約9万円低いことも明らかになった。現在の体調について、職業病ともいわれる「腰痛」(63.0%)や「肩こり」(57.7%)に悩まされているという回答が6割前後。「倦怠感」(32.2%)、「頭痛」(27.0%)、「イライラ感」(24.8%)、「不眠症」(12.5%)など、ストレスや過労が原因と思われる症状に悩まされているという回答も目立った。
https://www.cbnews.jp/news/entry/42648

【元気で自立できる老人でいてほしい、切なる願い】

 

#342 食事由来の脂肪酸の摂取状況、国によって大きなばらつき/BMJ
~ケアネットニュース2014.4.28~食事に含まれる特定の脂肪酸には健康に有益あるいは有害な作用があり、食事に起因する疾患には複合的な関連性があることが知られている。食事由来の脂肪酸/油脂の世界的な摂取状況には、国によってきわめて大きな多様性がある。飽和脂肪酸の1日総エネルギー摂取量に占める割合(%E)の平均値は9.4%Eだが、187ヵ国間で2.3~27.5%Eと大きなばらつき(最大が最小の12.2倍)がみられた。ω-6多価不飽和脂肪酸平均値は5.9%E(推奨値:≧12%E)、国別で基準を満たしたのはブルガリアのみ。トランス脂肪酸の平均摂取率は1.4%E(推奨値:<0.5%E)。国別範囲は0.2~6.5%E(28.1倍)だった。一方、食事由来コレステロールの世界的な1日平均摂取量は228mg/日で、国別間で97~440mg/日と差があり(4.5倍)、推奨値(<300/mg/日)を満たしたのは155ヵ国(87.6%)であった。日本(347mg/日)は推奨値を上回っており、パラグアイと並び世界で7番目に摂取が過剰な国であった。
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/37912

【伝統的な食のありかた?なのかも・・・】

 

#341 20年後の東京、独居高齢者100万人超に
~CBニュース2014.4.30~約20年後の東京では、一人暮らしをする65歳以上の高齢者が100万人を突破する―。そんな将来推計を国立社会保障・人口問題研究所がまとめた。推計では、20年後の日本では、全世帯の4割超が高齢世帯(65歳以上の人が世帯主)となることも示されている。
https://www.cbnews.jp/news/entry/42608

【考えているあなたも・・・20年後には20歳年増になっている。】

 

#340 母乳育児、成人後の心臓疾患を予防か、米研究
~AFP通信2014.4.23~出生体重が低かった人と、母乳を与えられていた期間の短かった人は、心臓疾患と関連性のある慢性の炎症を成人後に発症する可能性が高くなるとの研究。米研究チームによると、出生体重または母乳育児期間と、若年成人になった後の「C反応性タンパク(CRP)」の血中濃度の高さとに関連性があった。CRPは肝臓で生成されるタンパク質で、炎症が起きると濃度が上がるため、その濃度は炎症の指標となる。「出生体重が約454グラム増えるごとに、CRP濃度の5%低下が予測される」また、「3~12か月間の母乳育児を受けた人は、母乳育児を受けなかった人と比べて20~30%低いCRP濃度になることが考えられる」という。
http://www.afpbb.com/articles/-/3013358

【母乳は偉大!】

 

#338 微量な血液検査で短時間に大腸がんを発見
~NEDO2014.4.8~「がん超早期診断・治療機器の総合研究開発」プロジェクトに取り組んでいる(独)国立がん研究センター研究所と塩野義製薬(株)などの研究グループは、従来の約40分の1の血液量で半日以内に大腸がんの診断が可能な検査手法を開発、実用化に向けた研究開発を開始しました。同手法は、血液中に存在する微少な小胞であるエクソソームを利用するもので、従来手法では検出できなかった早期大腸がんも診断することが可能となります。
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100264.html

【少しの血液で、半日以内で・・・。他のがんも可能か?】

 

#336 関節リウマチに中国の伝統薬用植物が効果
~AFP通信2014.4.15~関節リウマチの症状緩和に関して、中国の伝統薬の原料となる植物タイワンクロヅルの方が広く処方されている製薬よりも効果が高いとする研究が発表された。試験では、関節リウマチの活動性を評価する指標ACRで症状の50%改善を示すACR50に達したのは、抗リウマチ薬メソトレキセートのみを服用したグループで46%、タイワンクロヅルのみを服用したグループでは55%だった。しかし、最も劇的な効果がみられたのは、タイワンクロヅルとメソトレキセートの混合薬を服用したグループで、77%近くがACR 50を達成した。
http://www.afpbb.com/articles/-/3012693

【漢方もいいみたい。】

 

#334 身近にファストフード店が多いほど肥満になりやすい/BMJ
~ケアネットニュース2014.3.21~自宅周辺、職場周辺、通勤経路別に、ピザやバーガーといったいわゆるファストフード店への曝露と、それら食品のテイクアウト消費および体重との関連について調べた結果、用量依存の有意な関連があることが明らかにされた。(英国・ケンブリッジ大学医学部の調査研究の結果)また3つの環境曝露を複合し四分位範囲で分類して評価した結果、最大曝露環境下の人は最小曝露環境下の人と比べて、BMIが相対指数で1.21倍高く、肥満リスクは1.80倍高かったことも示されている。
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/37711

【ファーストフード店のない田舎暮らしはダイエットに適している!?】

 

#333 朝食をとる頻度が握力に相関~日本人での横断的研究
~ケアネットニュース2014.3.20~東北大学大学院医工学研究科 永富 良一氏らのチームでは、健常な日本人(成人)の朝食摂取頻度と筋力との関連性を横断的研究により調査したところ、これらの間に正の相関が認められたとした。本研究は、2008~2011年に仙台市内の19~83歳の日本人従業員(男性1,069人、女性346人)が参加し、実施された。ハンドヘルドデジタル握力計によって測定された握力を、筋力の指標として用いた。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/37688

【朝食を抜くと、握力も減る。「朝食力」は偉大!】

 

#330 台湾、18歳未満の美容整形手術を禁止
~AFP通信2014.2.28~台湾政府は18歳未満の未成年を対象とした「医学的に不必要な」美容整形手術を禁止した。美しくなろうとするあまり、健康面でのリスクを顧みずに整形手術を受ける若者たちの保護が目的だという。今後は未成年に対する鼻の整形手術や豊胸手術、脂肪吸引術、二重まぶた手術などが禁止される。違反した医師には、最大50万台湾ドル(約170万円)の罰金と、1年間の医師免許の停止処分が科される。免許を取り消される可能性もあるという。台湾政府の公式データはないが、年間800件ほど行われているとの推定もある。
http://www.afpbb.com/articles/-/3009455

【プチ整形もダメ!?・・・】

 

#329 がん・心臓病予防でのビタミンサプリ摂取「推奨しない」、 米専門委
~AFP通信2014.2.27~米国予防医学専門委員会は、ビタミンEとベータカロテンのサプリメントを心臓疾患やがんの予防目的で摂取することについて「推奨しない」とする勧告を発表した。がんと心臓疾患は米国における2大死因だが、その予防効果がビタミンEとベータカロテンにないことは既に分かっている。USPSTFは、ビタミンEは予防に貢献せず、ベータカロテンに至っては効果よりも健康被害をもたらす可能性があることを示した複数の科学研究を系統的に再検討し、今回の勧告に至った。市場規模280億ドル(約2兆9000億円)の米ビタミンサプリメント産業にとっては大きな痛手だ。一方、マルチビタミン剤については、心臓疾患・がんのいずれについても効果や害の有無を判断するだけの十分な証拠は見つからなかったという。
http://www.afpbb.com/articles/-/3009363

【自然なものをフツ~に食べているだけで・・・「いいね!」】

 

#328 高齢者、座る時間が長すぎると健康リスクに
~AFP通信2014.2.20~座って過ごす時間が長いことは、普段どれほどの運動をしているかにかかわらず、60歳以上の人にとりわけ危険である可能性があるとの研究がわかった。研究によると、高齢者では、毎日の座っている時間が1時間増えるごとに「体が不自由になる」危険性が倍増した。米ノースウエスタン大学の研究チームは、たとえば、「65歳の女性が2人いるとして、1人は1日12時間座っていて、もう1人は1日13時間座っているとすると、体が不自由になる危険性は後者の方が50%高かった」と説明した。
http://www.afpbb.com/articles/-/3008960

【テレビばかり見てたらいかんよ~】

 

#325 痩身クリームの効果は-0.46cm
~ケアネットニュース2014.1.30~イタリア・ミラノ大学は効果をうたうコスメ製品について、システマティックレビューとメタ解析を行った。検討の結果、有効性は大腿囲減少についてわずかに認められるとする知見が得られたことを報告した。検証されていた痩身クリーム製品の約半数は、キサンテン、ハーブあるいはレチノイドのうち1種類の活性成分を含むだけのものであった。治療群と対照群間の大腿囲減少のプール平均差は、-0.46cmであった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/37323

【でも、・・・減ったんだ!】

 

#324 カメがウサギに勝つ、ペットのスキー大会、中国
~AFP通信2014.1.20~中国・湖南省で先ごろペットと飼い主のためのスキー競技が開催された。大会には犬や猫のほか、ニワトリやアヒルといった動物も参加した。40人の飼い主たちはペットをスキー板やそりに乗せて、あるいはリードをつけた動物を従えて雪のゲレンデを滑降した。予想外の結果は、まさに昔の寓話にあるウサギとカメの物語。カメはウサギに勝ち、全体の3位でゴールした。「ウサギは飛び跳ねて飼い主の言うことを聞かなかった」と中国新聞社は報じている。
http://www.afpbb.com/articles/-/3006856

【寓話でなかった!】

 

#323 これはひどい……アメリカの超高額医療費の請求書いろいろ
~DNA世界のびっくりニュース2014.1.22~日本では全国民が健康保険への加入する義務があり、色々と手厚い補助もある。しかしアメリカではたとえちょっとした診察だけでも、こんな超高額の請求書が当たり前のように送られてきます。(以下、リンク先に写真有り)
「保険に入ってれば大丈夫!」ではなく、保険適用外の治療内容は請求されます。
・その額約2億5200万円。
・手術以外の入院費や検査費で約1千万円。
・腹痛でお医者さんにいったらモルヒネと胃薬と各種検査で130万円。
・手術と入院で最終的な請求が約1300万円。
・病名はちょっと分かりませんが子どもの入院費用2か月で約4200万円。
・救急車で緊急病棟に運ばれ、2日間滞在して約122万円。
・こちらも手術入院のようですね。約1404万円の請求。
・子どもの出産、2週間の新生児室利用で約651万円の請求。そこから非保険加入者向けの控除などもろもろ加味して約518万円の請求。
・盲腸の手術で約382万円の請求。
・交通事故の入院費用が約630万円。車などの修理費はこれとは別にかかります。
http://dailynewsagency.com/2014/01/22/us-medical-bills-lw5-s10/

【恐ろしやぁ~】

 

#321 毎日2杯以上の飲酒で老後の物忘れ早まる、研究
~AFP通信2014.1.17~アルコール飲料を毎日2杯(純アルコール量20グラム)以上摂取する中年男性は、老後の物忘れの進行が最大で6年早まるとの研究結果が米国神経学会で発表された。一方、2杯未満のアルコール飲料もしくは全く飲まない人では、記憶や精神機能の衰えに関して明確な差異は見られなかったという。
http://www.afpbb.com/articles/-/3006649

【忘れてしまいたいことが多い人は、・・・飲んでもOK!?】

 

#320 パナマで遺伝子組み替え蚊の放出計画、デング熱対策で
~AFP通信2014.1.16~パナマ政府はデング熱対策として遺伝子が組み換えられた蚊(GM蚊)を自然界に放出し、デングウイルスを媒介する蚊の繁殖を抑える計画を発表した。「オスのGM蚊とデングウイルスを媒介するメスとが交尾することで蚊は繁殖できなくなる」と説明。また、GM蚊の餌は果物で人間の血を吸うことがなく無害だとも述べた。
http://www.afpbb.com/articles/-/3006596

【蚊だけだったらいいけれど、食用動物に使ったら???】

 

#319 アメリカの医療費はなぜ高いのか
~個人ブログ~アメリカの医療費は1960年にGDPの5.2%だったが、現在は18%近くに達しており、CEA(大統領経済諮問委員会)はこのペースでいくと2040年には34%に達すると警鐘を鳴らす。さて、本題のアメリカの医療費が日本と比べて相対的に高い理由について見ていく。
色々なものを読んで見えてきたのは次の4つ:
①日本とは異なる医療サービス価格の考え方
②日米の医師の給料格差
③訴訟社会
④診療報酬請求事務コストの高さ

 

#318 父親の食生活は子の健康に影響
~AFP通信2013.12.11~「父親は何を口にするか、何を喫煙するか、何を飲むかについて考え、自分が来るべき世代の親であることを忘れないでおく必要があることを、われわれの研究は示唆している」葉酸とも呼ばれるビタミンB9は、緑色葉野菜、穀物、果物、肉類などに含まれている。女性は妊娠前と妊娠中に、流産や子の先天異常のリスクを減らすために葉酸サプリメントを摂取することが多い。研究チームは、十分な量の葉酸を摂取している雄マウスに比べて、ビタミンB9が欠乏している餌を与えられている雄マウスを父親として生まれる子の先天異常の発生率が30%近く高いことを発見。「頭蓋顔面奇形と脊髄奇形の両方を含む極めて重度の骨格異常も見られた」という。
http://www.afpbb.com/articles/-/3004846

【両親ともに健康食が必要!】

 

#317 皮膚に生きた蛭這わせる「ヒル療法」、インドで人気
~AFP通信2013.12.30~インドで、患部に生きた蛭(ヒル)をあてがう伝統医学アーユルベーダの治療法が、再び現代で人気を呼んでいる。施術の記録を紀元前800年までさかのぼる「ヒル療法」は、皮膚移植術や再建手術後の皮膚の血行促進に活用されている他、静脈瘤や筋けいれん、血栓性静脈炎、とりわけ骨関節炎に効果があるという。
http://www.afpbb.com/articles/-/3005797

【珍療法が人気なのは日本も・・・。】

 

#314 少し歩くだけでもうつ病は予防できる
~ケアネットニュース2013.12.18~カナダ・トロント大学のGeorge Mammen氏らは、運動がうつ病の発症を予防するかを前向き研究のメタアナリシスにより検討した。身体活動とうつ病との関係を検討した縦断的研究。大半の研究は方法論的な質が高く、身体活動が将来のうつ病発症を予防することを示す結果であった。身体活動はどのようなレベルであれ(たとえ1週間当たり150分未満のウォーキングなど低いレベルであっても)、うつ病の予防に有効であると考えられる。
http://www.carenet.com/news/general/carenet/37004

【身体活動は脳内活動UPにつながる。】

 

#312 ネアンデルタール人、DNA解析したら…両親は親戚?
~MSNニュース2013.12.19~ロシアのシベリアで出土した5万年前のネアンデルタール人女性の骨から採取したDNAを解析したところ、両親は親戚関係のような近縁とみられることが分かった。ネアンデルタール人は集団が小さく、近親での関係が一般的だったのかもしれない。異父きょうだい、おじとめいなどの関係である可能性が高いとみている。現代人のゲノムの約2%に、ネアンデルタール人の配列が残っていることも判明した。

【おそらく、あなたもネアンデルタール人の親戚!?】

 

#311 糖尿病予防に効果的な食物繊維は「野菜・果物」でなく「シリアル」
~日経メディカル2013.12.9~食物繊維の用量反応関係に関する前向きコホート研究のメタ解析を行ったところ、食物繊維の中でも穀物からなるシリアルの摂取が最も糖尿病のリスクを下げ1日10gの摂取でリスクが30%減少することが示された。野菜、果物、豆類の食物繊維は、いずれも関連が見られなかった。一方、野菜、果物、豆類の食物繊維については、リスクが増加している研究もあり、有意な関連は見られなかった。シリアルファイバーは2型糖尿病リスクを有意に下げるが、果物や野菜、豆類の繊維は2型DMリスクとは関連しないのかもしれないと考察している。
http://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/all/gakkai/wdc2013/201312/534031.html

【玄米食や雑穀食の効果が証明されました】

 

#309 ナッツを毎日食べる人ほど健康長寿/NEJM
~ケアネットニュース2013.12.10~ナッツ摂取頻度が多い人ほど、総死亡やがんなど特異的死亡リスクが低くなるという、逆相関の関連性が認められることが、大規模コホート試験で明らかになった。死亡リスク、非摂取に比べ週7回摂取の人は約20%減だった。また、ナッツ摂取頻度とがん死亡(11%減)、心臓病死亡(25%減)、呼吸器疾患による死亡(24%減)で、いずれも有意な逆相関の関連が認められた。
http://www.carenet.com/news/journal/carenet/36867

【日本の栗でも同じなのかなぁ。】

 

#308 配偶者からの介護、女性の半数が「イヤ」- 男性は「受けたい」3割
~CBニュース2013.11.21~男性の約3割は配偶者に介護されたいと考えている一方、女性の半数近くは配偶者から介護されたいとは思っていない―。こんな皮肉な実態がオリックス・リビングのアンケート調査で明らかになった。「配偶者に介護されたいか」と尋ねた質問では、男性の32.3%が「されたい」と回答。一方、女性で「されたい」と答えた人は、10.8%にとどまった。逆に「されたいとは思わない」と答えた人は、男性は18.0%だったが、女性では48.1%に達した。「配偶者を介護したいか」の問いに対しては男性の51.4%が「したい」と答えた一方、女性で「したい」と回答した人は36.3%。「したくない」と答えた男性は3.3%、女性は11.1%だった。
https://www.cbnews.jp/news/entry/41424

【みなさ~ん、奥さん大事にしてますかぁ。将来、大変ですよ~】

 

#306 「バナナで花粉症が改善」筑波大、特に若い男性に効果
~CBニュース2013.11.29~定期的にバナナを食べれば、スギ花粉症の症状を改善できるとの研究結果を、筑波大の谷中昭典教授らの研究グループが発表した。谷中教授は「バナナに多く含まれるビタミンB6が、抑うつ気分を軽減するセロトニンの合成を促進することが関係しているのではないか」としている。患者を2グループに分け、花粉が飛散する2週間前から2か月間にわたり、一方には毎日バナナ約2本を食べてもらい、もう一方には、バナナを食べることを禁じた。その結果、毎日バナナを食べたグループは、食べなかったグループに比べてくしゃみの悪化が抑えられることが分かった。バナナを食べたグループのうち、特に「35歳以下」「男性」「IgE値が低い」という人で効果が高かったという。
https://www.cbnews.jp/news/entry/41458

【花粉症の季節の前に、「バナナ」】

 

#305 子どもが野菜嫌いな理由が判明、エール大学研究
~マイナビウーマン2013.11.19~エール大学の研究によると、子どもが野菜を嫌うのは親の教育や子どもがダメな子だからというわけではないということがわかったのです。人間は大昔、植物などを主食として摂取していた時期があり、多くの人が毒キノコや毒性の植物で命を落とすなど、まさに命がけの食生活をしていたということです。その名残がまだ脳に残っていて、植物性のものには抵抗を示すのです。子どもが野菜を嫌うには、こんな背景があった!これからは、無理やり食べさせるよりも「野菜は怖くない」と教えてあげるほうが野菜嫌いを直すには効果があるかもしれませんね。

【野菜好きの私の祖先は、毒キノコが好物だったのかも!?】

 

#303 アロマセラピーに関連する約2,500語を収録した用語集、学会発表
~ケアネットニュース2013.11.11~アロマセラピーはQOLを高める方法の一つとして、待合室から、花粉症、変形性関節症、脳疾患、緩和ケアなどを扱う各科まで、さまざまな場面で注目を集めています。本書は、そんなアロマセラピーを正しく医療で応用するために、臨床医を中心に設立された学術団体、日本アロマセラピー学会がまとめた用語集です。単に和英の用語が記載されているだけではなく、重要な用語には解説が付されていることが特徴となっています。『アロマセラピー用語集』定価3,990円 編集アロマセラピー学会(丸善出版)
http://www.carenet.com/store/book/others/016.html

【そして社会運動としてのアロマセラピーに!】

 

#301 70歳代の体力、12年で5歳若返る 文科省調査
~apital2013.10.13~70代の体力は、ここ12年で5歳ほど若返った――。健康への意識が高まり、スポーツクラブなどで定期的に運動する人が増えたためとみられる。調査は昨年5~10月に、全国の6~79歳の約7万4千人を対象に実施した。65歳以上は、調査を始めた1998年度以降、「握力」「上体起こし」「6分間歩行の距離」などほとんどの項目で、記録が伸びているのが特徴だ。なかでも70~74歳、75~79歳は、男女とも全6項目の得点合計で過去最高を更新し、70~74歳は2000年の65~69歳、75~79歳も00年の70~74歳の水準に並んだ。65~69歳の男性の得点合計も過去最高だった。

【高齢者は努力している。そのうち若者を抜くかも!?】

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