極薦メディカル通信⑮

■「人工冬眠」状態が心臓の手術に役立つ可能性
~ナショナルジオグラフィック2022.12.18~
理化学研究所と京都大学の研究グループは、マウスの脳にある特定の神経を刺激して人工冬眠状態にし、心臓血管手術時に腎臓への負担を軽減できる可能性を確認したと発表した。研究グループが、本来は冬眠しないマウスやラットの脳にある「休眠誘導神経(Q神経)」と名付けた細胞を刺激して冬眠に近い状態を作り出すことができた、と英学術誌ネイチャー電子版で発表した。研究グループによると、Q神経は体温調整や睡眠などをつかさどる脳の視床下部にある。Q神経をある薬剤で刺激して人為的に興奮させると平常は37度付近のマウスの体温は大きく低下し、代謝の働きを示す酸素の消費量も大幅に減った。薬剤を止めると冬眠状態だったマウスは約1週間で平常の状態に戻ったという。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/121300579/

【SFの世界が現実化!?】

■血液細胞の先祖はアメーバ様単細胞生物だった
~京都大学2022.12.15~
赤血球や血小板、好中球、マクロファージ(食細胞)、リンパ球など、体内には様々な血液の細胞が存在しますが、その進化的起源については不明な部分が多く、マクロファージはほぼ全ての動物にも存在することから、「マクロファージが起源であろう」と漠然と推測されてきただけでした。本研究では、マウスから単細胞生物にまで渡る広範な生物種の遺伝子発現状態を包括的に比較し、血液細胞の起源がマクロファージであること、その遺伝学的特徴が単細胞生物から保存されていることを突き止めました。
https://www.kyoto-u.ac.jp/ja/research-news/2022-12-15

【単細胞生物を取り込んで利用⇒血液】

■認知症リスクと楽器演奏
~ケアネットニュース2022.12.22~
国立循環器病研究センターは、高齢者における楽器の演奏と認知症リスクとの関連を調査。その結果、楽器の演奏と高齢者の認知症リスク低下(比較対象群とハザード比0.64)の関連が確認された。著者らは、高齢者の余暇の活動に、楽器の演奏を推奨することは意義があると報告している。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55603

【意欲が高まる趣味を持とう!】

■心不全の補完代替医療に関する新たな声明
~メッドスケープ2022.12.23~
心不全患者が症状管理に使用するであろう補完代替医療(CAM:complementary and alternative medicines)には、関連するベネフィットおよび重大なリスクとなる可能性があると米国心臓協会は述べた。たとえば、ヨガおよび太極拳は心不全患者にとって有益の可能性があり、オメガ3系脂肪酸のような多価不飽和脂肪酸もベネフィットを有する可能性がある。しかしながら、一般的に使用されOTCで入手可能なビタミンD、ブルーコホシュ、ドイツスズランを含むCAMには安全性に関する懸念がある。
https://www.carenet.com/medscape/cardiology/000955.html

【もっと研究を…】

■世界の人口
~国際連合広報センター2022.11.15~
国連によると世界の人口が80億人に達した模様。しかし報告書によると、人口爆発により温室効果ガスの排出量も急増、気温の上昇による異常気象の増加や食糧の不足にも見舞われると警鐘を鳴らす。報告書によると、1950年には約25億人であった世界の人口は、70年代に40億人、2011年には70億人と推移し、現在までに3倍以上に達した。今後、世界の人口は、2037年ごろに90億人、2058年ごろに100億人を突破。しかし、その後は合計特殊出生率(1人の女性が生涯に産む子どもの数の推計値)の低下などにより、ほぼ横ばいとなる見込みだ。
https://www.unic.or.jp/news_press/info/45545/

【世界の平和を願うばかり】

■HDL-コレステロールは“善玉”?
~ヘルスデーニュース2022.12.19~
“善玉”として知られているHDL-コレステロール(HDL-C)は、心臓の健康にそれほど大きな違いをもたらさないことを示すデータが報告された。「この知見が、CHDのリスク評価におけるHDL-Cの位置付けの変更につながるとしたら、それは良い変化である」と語っている。同氏は、黒人患者の場合、低HDL-C血症よりも高血圧や肥満、LDL-C高値などのリスク因子をより重視する必要があるとしている。とはいえ、HDL-Cを上げるために推奨される事柄は全て健康に良いという。具体的には、運動、禁煙、加工食品に多く含まれているトランス脂肪酸の摂取を減らすことなどが当てはまる。
https://www.carenet.com/news/general/hdn/55570

【良い、悪い、どっちなのか!?】

■高齢化率世界一の日本のコロナ禍超過死亡率が低いのは?
~ケアネットニュース2022.11.11~
本研究は、なぜ日本が超過死亡率を最も低く抑えることができたかを明らかにするため、コロナ流行以前(2016年など)における健康、幸福度、人口、経済などの50項目の指標と、コロナ流行中(2020年1月~2021年12月)の死亡率の変動との相関を調査した。高齢者率が最も高いグループには欧米諸国、旧ソビエト連邦、東欧諸国、日本、韓国などの40ヵ国が含まれていた。総じて超過死亡率は高かったが、グループ内での開きがあり、超過死亡率がマイナスであった国は、ニュージーランド、オーストラリア、日本、ノルウェーの順であった。ロシアを含む旧ソビエト連邦や東欧諸国の超過死亡率は200を超えるなど桁違いに高かった。上位3因子について多変量解析を行った結果、「60歳の平均余命」だけが有意。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55394

【健康留意度が高い日本の高齢者】

■驚きの「吸血ヒル療法」、治療の様子
~ナショナルジオグラフィック2022.12.6~
滑膜肉腫という珍しいがんがある。皮下組織や筋肉などから発生するこのがんにかかったエリー・ロフグリーンさんは2022年の夏、上ももから筋肉と皮膚を移植した。しかし数時間後、組織片が紫色に変わりはじめた。移植した組織が壊死しつつある兆候だ。移植片を救うことが何よりも重要だったため、医師たちは驚くべき方法を提案した。それがヒル治療だ。「本当にびっくりしました」とロフグリーンさんは振り返る。「最初に聞いたときは、それだけは勘弁して、と思いました」気持ち悪さは別にしても、現代医療でヒルを使うと聞けば、驚く患者が大半だ。ヒルに血を吸わせるという古くからの治療法が、偽医療と見なされて久しいことを考えれば、この反応は当然だろう。しかし、形成外科や再建手術の分野では、ヒル治療が再び活用されている。体の血管が成長して移植片とつながるまでの間、ヒルは一時的に移植片を生かしておく役割を果たす。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/120400562/

【生命力!】

■中程度の運動で乳がん患者の死亡リスクが60%減!?
~ケアネットニュース2022.12.5~
乳がん患者における日常動作以上の身体活動レベルと全死因死亡リスクの関連を評価した結果、中程度の身体活動であっても死亡リスクが60%低いことが明らかになった(米国・南カリフォルニアLie Hong Chen氏ら)。研究グループは、2年以上前に乳がんの診断を受け、カリフォルニア州のヘルスケアプランのメンバーであった閉経後乳がん患者のコホート研究を実施した。多変量解析において、身体活動レベルが低い群と比較して、身体活動レベルが高い群の死亡のハザード比は0.42、身体活動レベルが中程度の死亡のハザード比は0.40であった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55510

【運動しましょう!】

■「肥満」との違いは?肥満症診療ガイドライン改訂
~ケアネットニュース2022.12.2~
肥満になると糖尿病、高血圧、脂質異常症などの健康障害のほか、膝・腰・足首などへの運動器障害、睡眠時無呼吸症候群などが生じるリスクが高くなる。BMIが25以上あり、一定の健康障害(糖尿病、高血圧、脂質異常症、痛風など11項目)がある人を「肥満症」として、医学的に治療が必要な対象者としている(BMI35以上は高度肥満症)。肥満症の治療は、食事療法、運動療法、行動療法、薬物療法、外科療法と5つの考え方があり、他職種連携によるチーム医療がなされる必要がある。保健指導の介入により6ヵ月後のHbA1cは-0.2%減少、中性脂肪は-81.5%減少など改善効果が報告されている。肥満に関して最近のトピックスとしては、若い女性にはBMI18.5未満の「やせ過ぎ」の女性がむしろ増えていることやそのやせ過ぎが将来的に骨粗鬆症や不妊のリスクとなること、高齢者の肥満ではフレイルなどとの関連も考慮し、無理な減量よりも筋肉量維持や増強に心がけることなども指摘されている。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55515

【BMI25は基準が結構きついかも…】

■片頭痛に対する有酸素運動や筋トレの有効性
~ケアネットニュース2022.11.29~
筋力トレーニングは片頭痛の軽減に最も有効な運動介入であり、高強度の有酸素運動がそれに次ぐことが報告された(米国・スタンフォード大学)。●筋力トレーニング(MD:-3.55)●高強度の有酸素運動(MD:-3.13)●中強度の有酸素運動(MD:-2.18)
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55486

【キツイ運動でなくても・・・】

■果物の摂取量が多いほどうつ病リスク低下
~ケアネットニュース2022.11.24~
果物およびフラボノイドの豊富な果物の摂取量が多いほど、うつ病の発症率が低かった(国立精神・神経医療研究センター)。先行研究では、野菜や果物の摂取がうつ病の予防に有意である可能性が示されており、とくにフラボノイドは脳由来神経栄養因子や酸化ストレス、神経炎症の抑制作用により抗うつ効果を持つことが示唆されていた。本研究では、野菜、果物、フラボノイドの豊富な果物の摂取がうつ病のリスク低下と関連するかどうかを調べた。果物全体の摂取量が最も少ないグループと比較して、摂取量が最も多いグループにおけるうつ病のオッズ比は0.34であった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55438

【野菜も一緒にとりましょう!】

■自然や生物多様性に関する世論調査
~アンケートによると2022.10.19~
内閣府の「自然や生物多様性に関する世論調査」によると
☆自然に対し
・非常に関心がある 18.2%
・ある程度関心がある 57.1%
・あまり関心がない 19.8%
・まったく関心がない 3.6%
☆私たちの生活にどのような自然の働きが重要と考えますか
・CO2や大気汚染物質の吸収など大気や気候を調整する働き 66.9%
・水資源の供給・水質浄化の働き 60.8%
・動物・植物など生物の生息・生育地としての働き 47.3%
・魚やキノコなどの食料を供給する働き 36.2%
・紙、木材、肥料などの原材料を供給する働き 35.6%
http://questionnaire.blog16.fc2.com/

【関心ない人も心のどこかで気にしている!?】

■細菌感染症、世界の死因第2位 英誌に論文掲載
~AFP通信2022.11.22~
2019年の世界の全死亡者のうち、細菌感染症による死者が虚血性心疾患に次ぎ第2位となった(英医学誌ランセット)。細菌感染症による死に関する国際的な集計は世界初。2019年には、これらの病原体による感染症が全死亡者の13.6%に当たる770万人の死因だったことが分かった。死因としては、心臓発作など虚血性心疾患に次ぐ割合を占めた。同年には、新型コロナウイルスはまだ本格的に流行していなかった。死者の半数は、黄色ブドウ球菌、大腸菌、肺炎球菌、肺炎桿菌、緑膿菌の五つの細菌によるものだった。黄色ブドウ球菌は、人の皮膚や鼻腔に常在する菌で、さまざまな病気の原因となる。大腸菌は食中毒を引き起こす。
https://www.afpbb.com/articles/-/3439890

【見えざる敵】

■高齢化率世界一の日本のコロナ禍超過死亡率が低いのは?
~ケアネットニュース2022.11.11~
新型コロナウイルス感染症は高齢者において死亡リスクがとくに高いため、世界一の高齢者大国である日本ではコロナの流行によって死亡率が高くなることが予想されていたが、実際には死亡率の増加が最も少ない国の1つである。50項目の指標で最も相関の強かった因子は「60歳の平均余命」で、相関係数は-0.91であった。「本調査の結果は、高齢時の長い平均余命が、質の高い医療システムとパンデミックを含む医療脅威からの回復力に関連していることを示唆している」とまとめた。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55394

【高齢者の死亡率が低い日本。でも20代の自殺、事故死多い日本】

■長引く侵攻、ロシア国民の精神圧迫 抗うつ剤売り切れも
~AFP~通信2022.11.15~
ロシアの政府寄り調査機関「世論基金」によると、「不安」を感じている国民の割合は9月の動員令発表後、過去最高の70%近くに増加。その1か月後に独立系調査機関レバダ・センターが行った調査では、この割合が90%近くとなった。神経科医のオレク・レビン氏によると、多くの人が抗うつ剤を買いだめに走っている。首都モスクワの薬局では、最もよく処方される抗うつ剤の一つであるゾロフトが姿を消した。
https://www.afpbb.com/articles/-/3433457

【一日も早い平和を・・・】

■がん手術2週間後に患者死亡、手術支援ロボダヴィンチ事故か
~朝日デジタル2022.10.26~
病院によると、女性は5月、病院で初期のステージ1の子宮体がんと診断された。医師2人が7月21日、手術支援ロボット「ダビンチ」を使い、腹部に開けた複数の小さな穴からアームにつけた内視鏡などを入れて子宮を全摘出した。女性は8月1日に退院したが、4日、患部付近から大量に出血。意識不明の状態で近くの病院に搬送されたが、出血性ショックで死亡が確認された。長崎大病院が5日に病理解剖したところ、左外腸骨動脈に約2ミリの穴が確認。この穴から大量出血したとみられることを10月1日に確認した。
https://www.asahi.com/articles/ASQBT72ZHQBTTOLB004.html

【ロボット万能ではないことが・・・】

■米薬局大手2社、オピオイド問題で1.5兆円超支払いへ
~AFP通信2022.11.3~
米大手薬局チェーンのCVSヘルスとウォルグリーンズは2日、オピオイド系鎮痛剤乱用問題をめぐる訴訟で、州や市、先住民部族などの自治体に対し計100億ドル(約1兆5000億円)以上を支払う和解案で暫定合意したと発表した。米国では、処方薬のオピオイド乱用により過去20年間で50万人以上が死亡しており、遺族や地方自治体による製薬会社や流通業者、薬局の提訴が相次いでいる。CVSとウォルグリーンズが合意した和解額は、これまで薬局チェーンが応じてきた支払額を大幅に上回るものとなった。
https://www.afpbb.com/articles/-/3432123

【自己の問題でもあるので注意して使用しましょう】

■精神科医が解説。座りっぱなしだと心も体も疲れていく?
~magmagニュース~
人間というのは同じ姿勢を取り続けていると体がどんどん凝り固まってしまい、頭も働かなくなってしまうのです。ここで、原始時代について考えてみてください。人類は、狩猟採集で生きていた時代が長くありました。
動物を狩ったり、落ちている木の実を拾ったりと動き回ることが多く、一か所にとどまって何かをするという場面はあまりなかったのです。そして集中するといえば、武器や道具を作るという職人みたいな人ぐらいで、一般的ではありません。1時間に1回ぐらいはちょっと体を動かすのがオススメです。例えば「カフェでずっと座ったまま仕事する方が集中できる」という人も、1時間に1回ぐらいは最低限トイレに立つ、ストレッチなどで軽く体を動かす、というのを試してみてください。
https://www.mag2.com/p/news/556284

【適度な運動に心がけましょう!】

■新型コロナワクチンで過多月経の可能性 EU当局
~AFP通信2022.10.29~
欧州連合の医薬品規制当局、欧州医薬品庁は、一部の新型コロナウイルスワクチンが過多月経を引き起こす可能性があると警告し、起こる可能性のある副反応として製品情報に加えるよう勧告した。医薬品の安全性管理に携わる委員会の声明を引用し、「ファイザー製のコミナティ(とモデルナ製のスパイクバックスの1回目、2回目および追加接種後に過多月経の症例が報告されている」と指摘。データを検討した結果、「過多月経の発生とこれらのワクチンとの因果関係について、少なくとも合理的な可能性がある」と結論付けた。
https://www.afpbb.com/articles/-/3431360

【日本では!?】

■6つの食習慣と肝細胞がんリスクの関連
~ケアネットニュース2022.10.24~
飲酒経験などの食習慣と肝細胞がんリスクとの間に、潜在的な因果関係があることが報告された。飲酒経験(オッズ比:1.11)およびアルコール摂取(オッズ比:1.57)は肝細胞がんリスクと正の相関があった。逆に、コーヒー摂取は肝細胞がんリスクと逆相関していた(オッズ比:0.69)。
茶、牛乳、ヨーグルトの摂取についても同様の逆相関が認められ、オッズ比はそれぞれ0.11、0.18、0.18であった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55281

【お茶がいいみたい。。。】

■人の「ミニ脳」をラットに移植、神経回路が結合、米研究
~日本経済新聞2022.10.14~
米スタンフォード大学の研究チームは、人のiPS細胞から作った「ミニ脳」を生後間もないラットの脳に移植し、神経回路を結合させることに成功したと発表した。ミニ脳はラットの成長とともに脳内で大きく複雑な構造に変化した。ラットのヒゲに空気を吹きつけて刺激を与えると、ラット脳内にあるミニ脳の神経細胞が活性化した。レーザー光を使って神経細胞の活動を制御する「光遺伝学」の手法を用いると、ミニ脳を光で刺激しながら訓練することで、ラットの学習行動を引き起こすこともできた。同大のセルジュ・パスカ教授は「移植した人の神経細胞が動物の行動に影響を与えられることを実証できた」としている。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUC13DAO0T11C22A0000000/

【映画『猿の惑星』ならぬ、『鼠の惑星』が現実に!?】

■未婚者の結婚意識
~アンケートによると2022.9.24~
国立社会保障・人口問題研究所「出生動向基本調査」
☆一生結婚するつもりはない
・男性 17.3%
・女性 14.6%
※前回15年調査より、どちらも5ポイント以上増
☆一人の生活を続けても寂しくないと思う
・男性 56.7%
・女性 50.7%
☆生きがいとなるような趣味やライフワークを持っている
・男性 67.0%
・女性 63.7%
☆いずれ結婚するつもり
・男性 81.4%
・女性 84.3%
☆結婚相手に求める条件、重視する・考慮する
《男性》
・人柄   95%
・経済力 48.2%、前回15年41.9%
《女性》
・人柄 98%
・家事・育児能力や姿勢 96.5%

【結婚生活が簡単じゃないと・・・】

■植物が緑色なのは光合成のためよりもエネルギー安定のため
~ギガザイン2022.10.6~
太陽が放射するエネルギーの多くは、波長でいうと緑色の部分に相当します。植物が緑色に見えるのは、赤や青の波長の光をほとんど吸収する一方、緑色の光は約90%しか吸収せずに残りを反射しているため。植物にとってはノイズの変動が大きくなるため、緑色の波長の光をフルに吸収するシステムは有害になる、というわけです。
https://gigazine.net/news/20221006-why-are-plants-green/

【緑色エネルギーが植物にとって大きすぎるのか!?】

■ネアンデルタール人ゲノム解読、人類史に光、ノーベル賞ペーボ氏
~毎日新聞2022.10.3~
2022年のノーベル医学生理学賞を独マックスプランク進化人類学研究所教授で、沖縄科学技術大学院大でも客員教授を務めるスバンテ・ペーボ博士(67)に授与。約3万年前に絶滅したネアンデルタール人の遺伝子配列を、世界で初めて解読した。その結果、ホモ・サピエンスとネアンデルタール人が共存している間に交配し、ヨーロッパ系とアジア系の現代人の遺伝子は、それぞれ約1~4%がネアンデルタール人由来であることを突き止めた。
https://mainichi.jp/articles/20221003/k00/00m/040/242000c

【私の先祖の片親はネアンデルタール人の可能性!?】

■男性乳がんの予後予測因子
~ケアネットニュース2022.10.5~
毎年診断される乳がんのうち、男性が0.5~1%を占めている。死亡リスクが高かったのは、高齢、糖尿病、心房細動、末期腎不全、PS 3、低分化腺がん、転移ありだった。なお、男性の乳がん患者では女性の乳がんと比べ、全生存率が低かった(米国・MedStar Georgetown University Hospital)。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55186

【食事、運動、睡眠・・・適度な毎日が肝心】

■認知症リスク低下に寄与する1日当たりの歩数
~ケアネットニュース2022.9.29~
英国成人を対象に毎日の歩数やその強度とすべての原因による認知症発症との関連を調査。その結果、歩数が多いほどすべての原因による認知症発症リスクが低く、1日当たり1万歩を少し下回る程度の歩数が、最も効果的であることが示唆された(南デンマーク大学)。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55139

【1万歩弱が脳にも良いようです。。】

■健康に対する意識や取り組み
~最新、アンケートによると2022.9.24~
明治安田生命の「健康に対する意識や取り組みアンケート」によると

☆自身の健康状態
・非常に健康、健康なほう 65.8%
・将来の健康に不安 59.9%

☆不安に感じていること
1.運動不足 55.6%
2.体力の衰え 50.4%
3.ストレス過多 37.3%
4.精神的な疲れ 33.1%
5.持病 31.8%

6.睡眠不足 31.4%
7.生活習慣病罹患 29.0%
8.体重増 26.4%
9.コロナ罹患 22.3%
10.がん罹患 21.1%
11.認知症罹患 19.1%

☆コロナ感染拡大前と比べ、健康に対する意識は高まったか
・高まった 43.9%、昨年40.1%

☆どのようなことの意識が高まったか(高まった回答者)
・マスク・手洗い・消毒等の徹底 70.5%、昨年74.0%
・食事・栄養に気を配るようになった 57.5%、昨年54.9%
・睡眠を十分にとるようになった 40.6%、昨年36.3%
・運動・スポーツを行うようになった 38.6%、昨年34.0%
http://questionnaire.blog16.fc2.com/

【見ているだけで、体調が…】

■「しゃっくり」を止める方法、海外
~トリップエディタ2021.2.20~
〇レモンをかじる/アメリカ:レモンの切れ端を食べると、88%の確率でしゃっくりが治る。〇友だちの名前を唱える/ロシア:自分を思ってくれていそうな人の名前を次々と挙げていき、誰かの名前を口にした時点でしゃっくりが止まったら、「その人があなたを思っている」という意味になる。〇おはらいをする/イギリス:英古語の「しゃっくり」を意味する「elf(エルフ)、妖精」しゃっくりはこのエルフが起こしていると思われていました。そのため、しゃっくりが出たら、おはらいをする必要があったそうです。
https://tripeditor.com/420408

【驚いてはいけません!】

■伝統的な子供ゲームがインターネット依存や社交性スキルを改善
~ケアネットニュース2022.9.23~
伝統的な子供向けゲームは、小児の身体的、感情的、精神的な健康状態を保護する可能性がある(トルコ・Civril Sehit Hilmi Oz State Hospital)。伝統的な子供向けゲームは、インターネットの使用を減少させ、社交性スキルの向上に寄与する可能性が示唆された。小児期は身体的、認知的、心理社会学的な発達にとって重要な時期であり、子供たちの健康状態を保護し促進するため、学校での伝統的な子供向けゲームの実施は利用可能な介入であることを報告した。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/55084

【昔あそびはさらに心身の健康にも良。】

■脳の働きを解明、1500人の米国人が絶命した「思考のエラー」
~ダイアモンドオンライン2022.9.18~
一般にリスクが関わる場面では思考にエラーが起こりやすくなる。2001年9月11日、米国で同時多発テロ事件が起こった。4機の飛行機がハイジャックされ、1機はペンタゴンに、2機は世界貿易センタービルに突入し(残り1機は野原に墜落)、多くの犠牲者を出した。崩壊していく世界貿易センタービルの映像も、きわめてショッキングなものであった。この事件の経験は、多くのアメリカ人の行動を変えることになった。そのうちの一つが出張の際にどの乗り物を使うかである。事件後、それまでの飛行機をやめて、代わりに自動車で出張する人が増加したのだ。しかし自動車の方が飛行機よりも死亡リスクがおよそ22倍高いのである。そのため、推定値によると、テロ後の1年間で、飛行機による死亡を避けようとした1500人のアメリカ人が自動車事故で死亡することとなった。
https://diamond.jp/articles/-/309838

【リスク低いときも思考エラーの多い私。】

■“ダイエット抵抗性”の人の減量の鍵は運動
~ヘルスデーニュース2022.9.20~
新たな研究から、食事療法を徹底しても体重が減りにくい、“ダイエット抵抗性”とも呼ぶべき人たちの存在が浮かび上がった。そのような人たちは、食事療法よりも運動療法優先の減量戦略が奏効する可能性が高いという(オタワ大学、カナダ)。摂取エネルギー量を減らすことで代謝がより低下してしまう人も確かにいるとのこと。「そのような人たちは、摂取エネルギー量低下に適応して、消費エネルギー量をより減らすように反応してしまう」と解説。
https://www.carenet.com/news/general/hdn/54998

【適度な食事と適度な運動の組み合わせが重要】

■アニサキスでがん治療?
~共同通信2022.9.5~
サバなどに寄生し、激しい食中毒を引き起こす線虫「アニサキス」を、がん細胞を殺す機能を持たせたゲル状の薄膜で覆うことに大阪大の境慎司教授(化学工学)らのチームが成功した。アニサキスにはがんに引き寄せられて動く性質がある。チームによると、アニサキスは体長数センチ。西洋わさび由来の酵素をアニサキスに塗りつけた後、特殊な水溶液に浸して化学反応を起こすことで厚さ約0・01ミリの薄膜で表面を覆った。薄膜は柔らかく、アニサキスの動きを邪魔しないという。
https://jp.reuters.com/article/idJP2022090501000642

【驚愕の治療法!?】

■朝食時刻と乳がんリスクが関連
~ケアネットニュース2022.9.2~
閉経前女性では朝食時刻が遅いほど乳がんリスクが高いことが示唆された(スペイン・Barcelona Institute for Global Health)。朝食時刻が1時間遅くなるごとに乳がんリスクが18%増加したという。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54983

【早寝早起きに努めましょう!】

■「ヒトの平均体温は37℃」は本当か、実は下がるように進化中?
~ナショナルジオグラフィック2022.8.28~
自分の体温が37.0℃だったら気にすべきなのだろうか。150年もの間、米国では健康な人の平均体温は37℃とされてきたが、この値は正しくない。 少なくともこの20年間、専門家たちは、平均体温は実際にはもっと低く、およそ36.6℃であり、正常な体温の範囲は35.7℃から37.4℃と認識していた。「これぞ正常な体温、という単一の基準はありません。体温は、病気のひとつの目安にすぎません」
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/082500395/?P=1

【やがて魚と同じ体温になるかも・・・】

■旅行をしないとうつ病が悪化する?高齢者
~ケアネットニュース2022.8.25~
旅行しない人はうつ病リスクが高くなり、旅行とうつ病との間には相互関係があることが報告された(韓国・ソウル大学)。1年間旅行しなかった参加者は、旅行した参加者と比較し、翌年のうつ病リスクが71%高かった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54916

【そうだ、京都、ゆこう。】

■米国、オミクロン株感染者の半数以上が自覚していない
~ケアネットニュース2022.8.24~
米国・カリフォルニア州ロサンゼルス郡の人口の多い都市部で、オミクロン株流行時に抗体陽転が確認された人を対象としたコホート研究において、感染者の半数以上が感染を認識していないこと、また、医療従事者は非医療従事者より認識者の割合が高いが全体としては低いことが示唆された。血清学的にオミクロン株感染が確認された210人のうち、44%(92人)が感染を認識しており、56%(118人)が認識していなかった。認識していない人のうち10%が何らかの症状があったが、その原因は風邪や新型コロナウイルス以外の感染症であると回答した。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54918

【陽性判定の人で半数以上が自覚なし。無症状で調べなかった人は…】

■低血圧+低BMI+非HDL-C低値で認知症リスク4倍
~ケアネットニュース2022.8.23~
低血圧、低BMI、非HDLコレステロール低値の3要素が組み合わさるほど認知症リスクが増大することが報告された(オランダ・ラドバウド大学医療センター)。リスク因子を有さない人と比較して、リスク因子を1つのみ有する人の調整ハザード比は1.18、2つ有する人の調整ハザード比1.28、3つすべて有する人の調整ハザード比4.02であった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54889

【やや小太りのほうがボケなしで長生き】

■光合成に頼らず作物を生産できる?
~ナショナルジオグラフィック2022.8.15~
植物が太陽光を糖に変える光合成は、地球上では大成功を収めているが、エネルギー効率が悪いため、地球の外では役に立たないかもしれない。光合成に頼らず植物を育てることで、より効率よく食料を生産できるのではないか。ある研究チームが実現に向けた第一歩を踏み出した。研究では、太陽光発電を利用して作った酢酸塩という化合物を栄養として、暗闇のなかで藻類や酵母、菌類を育てられることが示された。科学者たちは、この方法は一種の「人工光合成」であり、従来の農業よりも少ない物理的スペースとエネルギーで食料を生産する新しい方法の扉を開くだろうと期待している。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/080500360/?P=1

【地底生活、宇宙生活が可能になるかも!?】

■BA.2.75の免疫回避能、BA.5より低い?が、そもそも…。
~ケアネットニュース2022.8.22~ファイザー製ワクチン2回接種者では、武漢株(初期の株)に対するBA.5を含むオミクロン株全般の効力は低く26~35分の1だった。ワクチン3回接種者は、各オミクロン株に対する中和抗体価はワクチン2回接種者より改善したものの、武漢株に対する抗体価より低く、BA.5に対する抗体価が最も低かった。BA.5に対しては2.2~3.8分の1だった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54900

【オミクロンに効かないワクチンの流行。】

■北京のペット愛好家に広まる動物向けのはり治療
~AFP通信2022.8.16~
トイプードルのドゥニウはわずか3歳にして、大腿頭骨が壊死し、痛みを伴う病気を患っている。従来の西洋医学の獣医師からは大腿骨の一部を切除するよう助言されたが、飼っているもう1匹の犬が手術の後遺症に苦しんだことから、ザイさんは手術を受けさせることを拒んでいた。そんな時、友人からはり治療を勧められた。ザイさんは5、6回の治療で効果が現れ、ドゥニウの歩行も改善してきたと話す。獣医師のリー・ウェンさんによると「中国の伝統的な医学は従来の西洋医学に取って代わるものではない」とし、「どちらにも強みがあり、相互補完関係にある」と説明する。 リーさんは主に、まひ、四肢の衰弱、てんかん、痛み、尿閉などを扱っているが、他の治療法がない症例にも、はり治療が有効な場合もあるという。
https://www.afpbb.com/articles/-/3419387

【事実こそ重要なり!】

■幼児のいる親はコロナ重症化リスクが低い
~ケアネットニュース2022.8.15~
幼児と接する機会の有無が、成人のCOVID-19重症化リスクに影響するかどうかを、300万人超の大規模なリアルワールドデータで調査した(米国KPNC)。その結果、家に0~5歳の子供がいる成人では、家に子供がいない成人に比べて重症化率が有意に低いことが報告された。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54866

【ウイルス慣れか?】

■乳がんの予後、右側と左側で異なる?
~ケアネットニュース2022.8.16~
乳がんの発生率は右側より左側が多いと報告されている。予後や術前補助化学療法への反応に違いについて、米国・University of North Carolinaが左側乳がんと右側乳がんの予後や臨床病理学的、遺伝学的特性の違いを調査したところ、左側乳がんは右側乳がんと比べて遺伝子プロファイルが増殖的で、術前補助化学療法への奏効率が低く、予後がやや不良であることが示された。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54868

【右利き手の人は多い。よく動かす手の側は血流良いからかも!?】

■がんや大きな病気の予防にもなる「主観的健康度」
~magmagニュース2022.8.4~
具体的には、「食べ過ぎない」「運動をする」「社会的な参加をする」という古くから言われていることに加え、特に重要視されているのが、「私は健康です!」と即答できる主観的な健康です。主観的健康度が高い人ほど「疾患の有無にかかわらず生存率が高い」ことや、「病気の予後や平均余命にも強く影響を与える」ことがわかっています。主観的健康度の高い人は術後の経過が良く、リハビリの効果も出やすいことに加え、人生満足度や職業満足度が高いようです。
https://www.mag2.com/p/news/547632

【健康の自立!】

■全粒粉穀物がもたらす身体への効果/日本糖尿病学会
~ケアネットニュース2022.8.5~
穀物は主食であり、コントロールしやすい食物である。とくに日本人の食物繊維摂取量は、米・小麦からの摂取量が多いが、近年の低炭水化物ダイエットの影響で穀物からの食物繊維摂取量は減っている。また、糖尿病で血糖値上昇を抑制させる食品は、多くのメタアナリシスより野菜や果物ではなく、穀物だとわかっている。どのような穀物、とくに全粒小麦と大麦の摂取が生活習慣病予防に効果をもたらすかどうか検討を行った結果、小麦全粒粉パンの摂取は小麦粉パンと比較し、食後血糖値の上昇を抑制する効果を確認したほか、小麦全粒粉配合パンの摂取は内臓脂肪の面積を有意に抑制した(小麦全粒粉配合パン:-4.0cm2、小麦粉パン:+2.9cm2)。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54819

【一物全体食のすすめ。】

 

■コロナ「インフル並み」に扱い検討へ…第7波収束後
~Yahooニュース2022.7.30~
政府は、新型コロナウイルス流行「第7波」の収束後、コロナの感染症法上の「2類相当」扱いの見直しに着手する方針を固めた。保健所や発熱外来の負担軽減のため、感染者の全数把握取りやめの是非などを検討する。一方、政府は29日、都道府県が「BA・5対策強化宣言」を出す枠組みを創設する新たな感染対策を決めた。
https://news.yahoo.co.jp/articles/eb779676724d0b9c5d06183676d8ddde18fd813f

【ついに・・・!?】

 

■日本人における大豆の摂取と認知症リスク
~ケアネットニュース2022.7.28~
日本人における大豆製品、個々の大豆食品(納豆、みそ、豆腐)、イソフラボンの摂取量とその後の認知症リスクとの関連を調査した(国立がん研究センター)。その結果、大豆製品の総摂取量と認知症リスク低下との関連は認められなかったが、女性(とくに60歳未満)では、納豆の摂取量と認知症リスク低下との関連が認められたことを報告した。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54760

【今日から・・・納豆!】

 

■男女間で異なる不安症状と食物依存症との関連
~ケアネットニュース2022.7.26~
食物依存症には、性別やその他の社会人口統計学的因子と関係なく、不安症状に対する長期的な影響が確認された(ドイツ・ライプチヒ大学)。また、女性における不安症状は、その後の食物依存症に影響を及ぼす可能性が示唆された。このことから著者らは、食物依存症に対する介入は、男女ともに不安症状の軽減につながる可能性があるものの、不安症状に対する介入は、女性の場合のみで、食物依存症の軽減につながることを報告した。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54758

【食べ物と感情や行動に深いつながり・・・】

 

■「世界保健機関(WHO)」字幕:ビデオグラフィック
~AFP通信2022.7.24~
世界保健機関(WHO)は、全ての人々が可能な最高の健康水準に到達することを目的とする国連の専門機関。1948年4月に発足し、現在の加盟国は194か国。本部はスイスのジュネーブにある。意思決定は年に1回開かれる世界保健総会(WHA)、WHAに助言する執行理事会、WHAが選出する事務局長によって行われる。WHOの資金源は、加盟国の分担金と、加盟国および公的機関・民間団体からの任意拠出金からなっている。2020〜21年度予算は約58億ドル(約7400億円)。
https://www.afpbb.com/articles/-/3414951

【動画でご覧ください】

 

■「コロナに決してかからない人」はいるのか? 研究が進行中
~ナショナルジオグラフィック2022.4.11~
新型コロナ研究の国際コンソーシアム「COVID Human Genetic Effort」研究は同居する配偶者やパートナーが新型コロナに感染して中等症か重症になったが、自身は感染しなかった健康な成人だ。科学者たちは、この人たちが繰り返しウイルスにさらされたにもかかわらず、感染を免れていたなら、ウイルス耐性を与える変異をもっている可能性が高いと考えた。有望そうなターゲットは、ヒトのACE2というタンパク質をつくる遺伝子と、細胞表面でのその発現を制御する遺伝子だ。新型コロナウイルスは、ACE2に結合しなければ細胞内に侵入して感染することができない。このACE2の構造や発現を変化させるような変異があれば、ウイルスの結合を阻止して感染を防げるかもしれない。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/041000163

【いるかもしれない・・・】

 

■日本人の職場環境とストレス・うつ病との関連
~ケアネットニュース2022.7.13~
日本の労働者における労働環境因子とストレスやうつ病との関連についての調。その結果、日本人労働者のストレスやうつ病には、仕事の要求、仕事のコントロール、職場でのハラスメント、心理的安全性などが関連していることが示唆された(慶應義塾大学)。ストレスには「自分のペースで仕事をこなす能力」「個人的な視点を仕事に活かす能力」などが影響を及ぼすことが明らかとなった。うつ病には「職場でのハラスメント」「同僚のサポート」などが影響を及ぼすことが示唆された。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54693

【生きがいの創造をお願いします】

 

■中国の科学者、スーパーリチウムリッチ矮星を一挙に9個発見
~AFP通信2022.7.10~
中国国家天文台の科学研究チームはこのほど、中国が独自に開発した天体望遠鏡「郭守敬望遠鏡」の中解像度のスペクトルを用いて、リチウム元素の含有量が極めて多い未進化の恒星「スーパーリチウムリッチ矮星」を一挙に9個発見しました。巨星まで進化していないスーパーリチウムリッチ矮星は希少なもので、これまでに各国の天文学者らは4個しか発見していませんでした。
https://www.afpbb.com/articles/-/3413415

【宇宙は広い!】

 

■「ジェームズ・ボンドのテーマ」作曲家が死去 M・ノーマン氏、94歳
~AFP通信2022.7.12~
映画「007」シリーズの有名なテーマ曲「ジェームズ・ボンドのテーマ」を手掛けた英作曲家モンティ・ノーマン氏が11日、死去した。94歳。発表によると、ノーマン氏は「短い闘病生活の末」死去した。1962年のシリーズ1作目『007/ドクター・ノオ(Dr No)』のために作曲された「ジェームズ・ボンドのテーマ」は、以降の24作品でも使用され、シリーズに欠かせない曲となった。
https://www.afpbb.com/articles/-/3414035

【シリーズ全作品で使用、偉業といえる】

 

■オミクロン株BA.4/BA.5、BA.2より免疫逃避しやすい?
~ケアネットニュース2022.7.4~
現在、米国ではオミクロン株BA.2.12.1、南アフリカではBA.4やBA.5といった、新たな系統への置き換わりが進んでいる。本研究の結果、オミクロン株新系統のBA.2.12.1、BA.4、BA.5は、現在日本で主流のBA.2よりも、ワクチン接種と感染による免疫から逃避しやすいことが示された。ワクチン接種や、BA.1やBA.2の感染既往のある集団においても、BA.2.12.1、BA.4、BA.5への感染が増加する可能性が考えられる。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54657

【ワクチン効果も薄れる?・・・どうすれば良い?】

 

■グーグル、中絶クリニック訪れた履歴を削除へ 米
~AFP通信2022.7.2~
米グーグル(Google)はプライバシーの保護が求められる中絶クリニックやドメスティックバイオレンス(DV)被害者の保護施設などをユーザーが訪れた場合、ロケーション(位置情報)履歴を削除する方針を発表した。履歴から削除される場所は他に、不妊治療センター、依存症の治療施設、痩身(そうしん)専門のクリニックなど。
https://www.afpbb.com/articles/-/3412677

【常にあなたは監視されている!】

 

■4回目のコロナワクチン、感染予防の持続期間は?
~ケアネットニュース2022.6.2~
4回目接種後最初の3週間は、3回接種と比較してSARS-CoV-2感染およびCOVID-19重症化の両方に対して有効性が認められたが、感染予防効果は時間とともに低下した。すなわち、SARS-CoV-2感染に対する4回接種の相対的な有効率は、接種後3週目(14~20日)に65.1%でピークに達した後、以降は急速に低下し、接種後10週目(63~69日)には22.0%となった。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/54454

【ワクチンはまだ6億回分弱が残っているので…推奨しないと!?】

 

■インフルエンザでも、mRNAワクチン第III相試験開始/モデルナ
~ケアネットニュース2022.6.14~
本試験は、既存の季節性インフルエンザワクチンに対するmRNA-1010の安全性および免疫学的非劣性を評価することを目的とし、南半球諸国の成人約6,000人が登録される。Modernaは、必要に応じて、早ければ2022/2023年の北半球のインフルエンザシーズンにmRNA-1010の有効性確認試験を実施できるよう開発準備を進める。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54519

【いよいよ来たか!新型コロナの終末話への第一弾かも?】

 

■高麗人参は経済成長にも「効能」あり
~AFP通信2022.6.16~
中国東北部の吉林省は「特産のニンジン(高麗人参)が食品や医薬品、化粧品、ヘルスケア製品などに幅広く用いられるよう支援し、10年間で1000億元(約2兆円)産業に発展させる」と表明。吉林省が世界最大の生産地でありながら、国際市場では存在感が低い状況を打破しようとしている。 疲労回復や滋養強壮に効能があるといわれ、漢方薬や食用に使われる高麗人参。中国では単に「人参」と呼んでおり、一般的なニンジンは「胡蘿卜」と言う。「漢方薬の王」と言われる高麗人参の一大産地が吉林省で、生産量は中国全体の60%、世界全体でも40%を占める。2021年の生産額は600億元(約1兆2014億円)。輸出量はトウモロコシに次ぎ、吉林省にとって外貨獲得の目玉商品となっている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3409839

【日本の自然も豊かだから・・・まだ、いっぱい良いものあるはず!】

 

■ウナギのお刺身がないのは「毒があって危険だから」
~tenki.jp2016.7.21~
ウナギ、アナゴ、ウツボ、ハモ・・・「ウナギ目」の魚類は、共通の特徴として血液(血清)に『イクチオヘモトキシン』というタンパク質の毒が含まれているといいます。血清1mlで、体重20gのマウスを60〜150匹も殺すことができるといいます。それでは、もし人間が食べるとどうなるのでしょう。下痢、嘔吐、皮膚の発疹、チアノーゼ、無気力症、不整脈、衰弱、感覚異常、麻痺、呼吸困難が引き起こされる。じつは、タンパク質のこの毒は 60℃で5分間加熱すると完全に毒性を失うのだそうです。つまり、普通に焼いたり蒸したりしたものを食べるぶんには食中毒を起こす心配はまずない、ということ。おお!それなら安心して今年も蒲焼きが食べられそうです。
https://tenki.jp/suppl/usagida/2016/07/21/14051.html

【安心してウナギ食べ・・・ましょう!】

 

■若年性認知症の診断5年前からみられる症状
~ケアネットニュース2022.6.8~
オランダ・マーストリヒト大学は、若年性認知症の診断前段階でみられる一般的な初期症状の特定を試みた。若年性認知症患者は、対照群と比較し、診断5年前より認知症状、診断4年前より情動症状、診断3年前より社会的症状、診断2年前より行動症状、診断1年前より日常機能障害の発現が多かった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54474

【5年前から始まっている!?】

 

■「世界最古の木」更新か、樹齢5000年超の木の報告、チリ
~ナショナルジオグラフィック2022.6.4~
チリの国立公園にあるパタゴニアヒバを調査した。この調査では、T字型の穿孔器を用いて、コケに覆われたパタゴニアヒバの幹に穴を開け、コアサンプルを採取した。幹は直径が4メートル以上もあり、穿孔器は幹の中心部まで到達できなかった。だが、採取したコアサンプルと他のパタゴニアヒバの年輪データを組み合わせ、コンピューターモデリングを用いて分析した結果、この個体の樹齢は約5400年、80%の確率で5000年以上だと推定された。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/060300248/

【山火事にあわなかったのが奇跡かも!?】

■野菜や果物の摂取とADHD児の不注意重症度との関係
~ケアネットニュース2022.6.3~
ADHDの病因は多因子的と考えられ、その症状の重症度は食事療法と関連しているといわれている。小児コホート研究において、食事の質とADHDおよびED症状との関連を調査した(米国・オハイオ州立大学)。その結果、ADHDやEDを有する子供では、果物や野菜の摂取が少ないと、より深刻な不注意症状が出現する可能性が示唆された。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54432

【食事はバランス!】

■たばこ産業の環境への影響は「衝撃的」WHO
~AFP通信2022.5.31~
世界保健機関は、たばこ産業が世界最大規模の環境汚染を行っていると非難した。たばこは膨大なごみを発生させ、温暖化を加速させるなど、多くの人が考えるよりもはるかに大きな脅威だとしている。WHOが世界禁煙デーに合わせ公表した報告書によると、たばこ産業のために毎年約6億本の木が伐採されている。さらに、タバコの葉の生産と製品製造のため毎年20万ヘクタールの土地と220億トンの水が使用されている。CO2排出量は約8400万トンに上る。WHOはAFPに対し、報告書の内容は「極めて衝撃的だ」とし、たばこ産業が知る限りで最大規模の汚染を行っていると非難した。
https://www.afpbb.com/articles/-/3408111

【知れされざる事実!?】

 

■新型コロナウイルスはいつまで体内に残る?後遺症との関連は?
~ナショナルジオグラフィック2022.5.26~
新型コロナウイルスは大半の感染者においては、体内のウイルスレベルは感染から3〜6日でピークを迎え、10日以内に免疫系によって取り除かれる。だが、この期間以降にもウイルスのRNAが残ることがあり、初感染から4カ月後の患者の腸からも、回復後100日以上たってから亡くなったドナーの肺からも検出されている。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/052400236

【おそらく何年も・・・】

 

■アルツハイマー病と出生した季節との関係
~ケアネットニュース2022.5.31~
愛知・国立長寿医療研究センターは、高齢のアルツハイマー病患者において、患者の出生した季節との関連の検討を行った。その結果、秋冬に出生した人は、春夏に出生した人と比較し、タウ蓄積が少ないことが明らかとなった。これは、寒い季節関連のリスク因子による周産期または出生後の脳損傷が影響している可能性があるという。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54429

【産むなら寒い季節!?…できればですが。】

 

■日本人高齢者における野菜・果物の摂取と認知症リスク
~ケアネットニュース2022.5.12~
日本人コミュニティにおける野菜や果物の摂取と認知症発症リスクと認知症サブタイプとの関連について調査を行った結果、野菜とその構成栄養素の摂取量(ビタミンA、リボフラビン、ビタミンC、マグネシウム、カルシウム、カリウム)が多いほど、日本人高齢者の認知症リスクが低下することを報告した(九州大学)。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54327

【色々な食物をバランスよく・・・】

 

■産後うつ病と母乳育児との関連
~ケアネットニュース2022.5.20~
産後うつ病と母乳育児との関連を明らかにするため、メタ解析を実施した結果、母乳育児が産後うつ病リスクの低下に寄与することが示唆された(中国)。母乳育児を行わなかった場合と比較し、母乳のみで育児を行った場合では、産後うつ病リスクが53%低下した。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54362

【母乳は親子の絆を深くする。】

 

■がんと食事に関する新たな研究、野菜と赤身肉の影響を裏付け
~ケアネットニュース2022.5.11~
がん予防研究の最前線において、野菜の価値と赤身肉のリスク、とくにレタス、豆類、アブラナ科の野菜を多く摂取すると、肝臓がん/肝臓病のリスクが低下する可能性がある(ニューヨークStony Brook University Cancer Center)。野菜摂取量を1カップ分(225グラム)増やすと、肝臓がん発症と慢性肝臓病による死亡のリスクを約20%減らせる可能性があるhttps://www.carenet.com/medscape/oncology/000889.html。

【かなりたくさん食べないような・・・】

 

■米のコロナ死者100万人超に、ホワイトハウス
~AFP通信2022.5.12~
米ホワイトハウスは12日、同国の新型コロナウイルスによる死者が100万人を超えたと発表した。ジョー・バイデン大統領は声明で、「この流行病に対し、警戒を緩めず、できる限り多くの命を救うために可能なことは全てやらなければならない。以前に比べて検査やワクチン、治療法が充実している」と強調した。
https://www.afpbb.com/articles/-/3404570

【日本はコロナ死者3万人超、米国の33分の1。】

 

■強力なコロナワクチン「T細胞ワクチン」誕生か?
~ナショナルジオグラフィック2022.4.27~
ドイツでT細胞ワクチンの臨床試験中のドイツ、テュービンゲン大学病院。抗体の産生が抑えられている場合でも、T細胞の働きを強化できることを明らかにした。現行の新型コロナワクチンは、白血球の一種であるB細胞に、スパイクたんぱく質などのウイルスの表面にあるたんぱく質に結合する抗体をつくらせるよう設計されている。特にスパイクたんぱく質は、ウイルスがヒトの細胞に侵入するときに最初につながる部位のため、抗体が先に結合してしまえば、ウイルスは細胞に侵入できなくなる。だが、ここで問題がある。スパイクたんぱく質は頻繁に変異するので、抗体がウイルスを認識できなくなることがあるのだ。一方、T細胞は抗体と違って、ウイルスの多くの部分、つまりスパイクたんぱく質のような変異しやすい部分も、その他の変異しにくい部分も認識できる。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/22/042600193/

【体内で免疫暴走につながらないか!?】

 

■マージャンは認知力の低下に有効
~ケアネットニュース2022.5.2~
軽度認知障害を持つ高齢者187人と、持たない高齢者489人を登録しました。解析の結果、麻雀を続けている年数は、複数の共変数を補正した軽度認知障害の有病率低下と関連していることが明らかになりました(オッズ比:0.595)。とくに、身体的活動と麻雀は、軽度認知障害の有病率低下に複合的な効果をもたらすことがわかりました。
https://www.carenet.com/report/series/internal/kurahara/cg003441_209.html

【ジョギングしながら麻雀すると、さらに・・・】

 

■世界人口の40%超がコロナ感染、感染率の高い地域は?/Lancet
~ケアネットニュース2022.4.29~
COVID-19の世界的流行の開始から2021年11月14日の期間に、SARS-CoV-2感染と再感染を合わせた総感染者数は推定で38億人に達し、世界人口のうち33億9,000万人がSARS-CoV-2に1回以上感染していた。累積感染者数は、7つの広域圏のうち南アジアが13億4,000万人と最も多かったが、累積感染率はサハラ以南のアフリカが100人当たり79.3人で最も高かった。また、高所得地域は感染者数2億3,900万人が最も少なく、東南アジア/東アジア/オセアニアを合わせた地域は感染率100人当たり13.0人が最も低かった。 累積感染割合は国や地域によって大きなばらつきがみられ、70%を超えた国が40ヵ国、20%未満が39ヵ国であった。日本は、感染者数が645万人、感染率は100人当たり5.0人、感染割合は5.0%だった。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/54273

【日本は5パーセント感染、♪コロナは続くよどこまでも…】

 

■1年間の減塩食、心不全の予後を改善するか
~ケアネットニュース2022.4.20~
心不全患者では、1年間の減塩食(ナトリウム目標値1,500mg未満/日)の摂取は塩分制限食に関する一般的な助言を含む通常治療と比較して、全死因死亡、心血管関連の入院、心血管関連の救急診療部受診から成る複合アウトカムの発生を減少させないものの、生活の質(QOL)やNYHA心機能分類の改善効果がわずかに良好であることが示された(カナダ・アルバータ大学)。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/54228

【減塩だけが健康促進にはならない・・・かも!?】

 

■サラ川で見る日本の健康【書籍】
~第一生命研究所・東洋経済新聞社~
やせるお茶 せっせとのんで 水ふとり
朝バナナ 効果あったの お店だけ
くまモンを 着ないで真似る この体型
きれいだと ほめてもらった 胃の写真

クリックしてsarasen_31th.pdfにアクセス

【本屋さんへどうぞ。】

 

■植物の細胞が低温を感じる部位を特定
~山口大学2022.3.21~
動物の細胞では、TRPタンパク質と呼ばれるセンサー分子が細胞膜で保持
されて温度を感じています。しかし植物はTRPタンパク質を持っていないため、植物がどのように温度を感じるのかは、長年解明することができませんでした。児玉教授の研究グループは、植物で初めてとなる低温域の温度センサータンパク質(フォトトロピン)を発見後、フォトトロピンが細胞内のどこで低温を感じるのかを調べてきました。今回、様々な解析の結果、動物のTRPタンパク質と同様に、フォトトロピンが細胞膜に保持されると植物細胞による低温感知が可能になることを発見しました。細胞膜への保持メカニズムは異なりますが、動物細胞と植物細胞が共通の細胞小器官(細胞膜)で温度を感じているということがわかりました。
http://www.yamaguchi-u.ac.jp/weeklynews/_9730/_9704.html

【動物みたい・・・!?】

 

■新型コロナ第6波の重症化率と致死率/厚労省
~ケアネットニュース2022.4.19~
厚労省で新型コロナウイルス感染症対策アドバイザリーボード「第6波における重症化率・致死率について(暫定版)」が発表された。解析の結果、60代から重症化率と致死率が上昇し、とくにワクチン接種がない場合は、40代からも上昇していた。
【全体】(単位は%)
10代未満:重症化率0.02 致死率0.00
10代:重症化率0.00 致死率0.00
20代:重症化率0.02 致死率0.00
30代:重症化率0.01 致死率0.00
40代:重症化率0.05 致死率0.02
50代:重症化率0.12 致死率0.03
60代:重症化率0.58 致死率0.29
70代:重症化率2.03 致死率1.23
80代:重症化率4.25 致死率3.67
90代以上:重症化率6.48 致死率6.21

【3回ワクチン接種歴あり】
10代未満:重症化率0.02 致死率0.00
10代:重症化率0.00 致死率0.00
20代:重症化率0.00 致死率0.00
30代:重症化率0.00 致死率0.00
40代:重症化率0.00 致死率0.00
50代:重症化率0.00 致死率0.00
60代:重症化率0.31 致死率0.31
70代:重症化率0.95 致死率0.63
80代:重症化率2.15 致死率1.79
90代以上:重症化率0.97 致死率0.97

【ワクチン接種歴なし】
10代未満:重症化率0.02 致死率0.00
10代:重症化率0.00 致死率0.00
20代:重症化率0.00 致死率0.00
30代:重症化率0.03 致死率0.00
40代:重症化率0.09 致死率0.09
50代:重症化率0.50 致死率0.17
60代:重症化率1.72 致死率0.63
70代:重症化率3.83 致死率2.00
80代:重症化率7.62 致死率6.63
90代以上:重症化率9.76 致死率9.33
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54209

【解説を逆さに読むと、30代以下はしてもしなくても同じ!?】

 

■「マチュピチュ」は間違いだった? 歴史家が発見した本当の名
~CNNニュース2022.4.6~
南米ペルーにある世界的に有名な遺跡を100年以上にわたって「マチュピチュ」と呼んでいたのは間違いだった――。古代文明のインカは、この都市を「ワイナピチュ」と呼んでいたらしい。米サザンユタ大学のエミリー・ディーン教授によると、先住民ケチュアの言葉で「ワイナ(Huayna)」には「新しい、若い」の意味があり、「ピチュ(Picchu)」には「山頂」の意味がある。一方、「マチュ(Machu)」は「古い」を意味することから、これまでは同遺跡を「古い山頂」と呼んでいたことになる。この都市はインカ帝国の首都だったクスコに住む王族の領地として、1420年ごろに建造されたと考えられている。
https://www.cnn.co.jp/fringe/35185944.html

【古いけど、作った当時は新しい!】

 

■人口の何%が感染?コロナの“いま”
~ケアネットニュース2022.3.29~
厚生労働省は、「新型コロナウイルス感染症の“いま”に関する11の知識(2022年3月版)」を公開した。 Q.日本では、どれくらいの人が新型コロナウイルス感染症と診断されていますか? A.2022年3月1日時点で499万4,387人が診断され、全人口の約4.0%に相当する。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54095

【南アフリカは昨年末時点で71パーセント】

 

■新型コロナへのイベルメクチン、RCTの結果
~ケアネットニュース2022.4.8~
早期に診断された新型コロナウイルス感染症(COVID-19)外来患者において、イベルメクチンで治療してもCOVID-19進行による入院の発生率や救急外来での観察期間延長は低下しないことが示された(ブラジル)。相対リスクは0.90であった。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/54159

【治療?・・・予防効果はどうなっている?】

 

■新型コロナウイルスの死者数、実際には統計の3倍か
~BBCニュース2022.3.11~
研究では、パンデミック前の死者数と比べた際の超過死亡を基準にしている。超過死亡の数は、国や地域によって大きく違うとみられるが、この調査で計算した結果、世界全体の超過死亡は10万人につき120人だった。その場合、2020年初頭から2021年の2年間に新型ウイルスでおよそ1820万人が亡くなったことになる。これは、これまでに記録された公式統計590万人の約3倍に当たる(米ワシントン大学)。
https://www.bbc.com/japanese/60704625

【コロナ死なのか?医療崩壊?】

 

■日本人高齢者の笑いと認知症リスク
~ケアネットニュース2022.4.5~
大阪大学の王 雨氏らは、日本人高齢者における笑いのさまざまな機会と認知症リスクとの関連について調査を行った。笑いの機会の多様性が低い高齢者と比較した、多様性が高い高齢者における認知症発症率の多変量ハザード比は、0.84であった。笑いの機会の高い多様性は、女性において認知症リスクの低下と関連が認められた(ハザード比:0.78)が、男性全体では認められず、多様性が中程度の場合のみで有意な関連が認められた。
友人との会話、子供や孫とのコミュニケーション、ラジオによる笑いの機会は、認知症リスクの低下と関連していた。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54127

【笑いと健康、女性は大笑い、男性は微笑む程度か?】

 

■花粉症、がん死亡率半減
~ニュースピック2022.3.18~
「花粉症を発症するような方は、がんになりにくい可能性がある」ということを伝えています。花粉症とがんの共通に関係する因子が自己免疫の能力であることを考えると科学的な裏付けがある話ですが花粉症ががんを撃退するという趣旨とは異なります。花粉症は花粉を抗原として、第1段階でヒトの免疫システムが体内に抗体を作ります(感作)。そして抗体がある程度蓄積された状態で抗原が入ってくると強い免疫応答が起こる(発症)という順序で起こります。免疫が低下している状態では免疫応答の力が弱くなり、花粉症も起こり難くなることが知られます。免疫低下は加齢によっても起こりますが、加齢でがんが増えるのは免疫低下のせいだと言われています。年をとると花粉症が治ることがあるのも免疫応答の低下ではないかと言われています。
https://newspicks.com/news/6831442/

【アレルギーも一役かっている!?】

 

■国連の「世界幸福度報告書」による幸福度ランキング
~アンケートによると2022.3.24~
ロシアのウクライナ侵攻前に作成
☆幸福度ランキング
1.フィンランド、5年連続1位
2.デンマーク
3.アイスランド
4.スイス
5.オランダ
6.ルクセンブルク
7.スウェーデン
8.ノルウェー
9.イスラエル
10. ニュージーランド
11.オーストリア
12.オーストラリア
13.アイルランド
14.ドイツ
15.カナダ
16.アメリカ
17.英国
18.チェコ
19.ベルギー
20.フランス

54.日本

142.ボツワナ
143.ルワンダ
144.ジンバブエ
145.レバノン
146.アフガニスタン
http://questionnaire.blog16.fc2.com/page-1.html

【いつものように北欧が上位】

 

■アルコール摂取とアルツハイマー病リスク
~ケアネットニュース2022.3.22~
アルコールの用量反応メタ解析を実施した(中国・A HJMU)。飲酒者は、非飲酒者と比較し、アルツハイマー病リスクが低かった(相対リスク:0.68)。著者らは「飲酒は、アルツハイマー病リスクを低下させる可能性が示唆された。アルコール摂取量に、アルツハイマー病発症と非線形の関係が認められたが、有意ではなかった。アルコール摂取量が、アルツハイマー病に対し、有意な性別特異的な影響を及ぼす可能性がある」としている。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/54046

【飲み過ぎに注意!】

 

■書籍紹介「科学で解き明かす禁断の世界」
~ナショナルジオグラフィック2022.3.22~
取り上げるジャンルは、事件、生物、解剖、自然など幅広い。第一線で活躍する研究者らへの取材を踏まえて、普通なら目をそむけてしまうようなものに真面目に迫る。科学的な視点でものごとを見ることの面白さを存分に味わえる。目次【パート1】死への好奇心(1)世界最小の犯罪現場(2)死者の中に生きるものたち(3)ペットは死んだ飼い主を食べるのか(4)血を流す死体(5)人間の足が続々漂着【パート2】気持ちの悪いもの(6)うじ虫養殖の話(7)くさいけど好き(8)無実のDNA(9)においで病気を嗅ぎ分ける(10)下水道の怪物【パート3】タブーを破る(11)頭を取り換える…他
『科学で解き明かす禁断の世界』エリカ・エンゲルハウプト 著、関谷 冬華 訳
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/product/22/022400007/

【禁断・・・知るのは自由。】

 

■世界初のブタ心臓移植患者、術後2か月で死亡
~AFP通信2022.3.10~
遺伝子操作されたブタの心臓を人体に移植する世界初の手術を受けた男性が、術後2か月で死亡した。術後数週間は拒絶反応もなく経過は良好だったが、数日前に健康状態が悪化。回復の見込みがなくなったことから緩和ケアを受け、死の直前まで家族と意思疎通ができたという。「遺伝子操作されたブタの心臓が、免疫系が十分に抑制された人体内で十分に機能することを知り、貴重な知見を得ることができた」として楽観的な見方を示し、今後も臨床試験を続けていくと述べた。
https://www.afpbb.com/articles/-/3394190

【楽観的という見解自体・・・楽観的。。。】

 

■カレーライスの消費とうつ病、高血圧、糖尿病との関連
~ケアネットニュース2022.2.9~
カレーライスの消費と心血管疾患、2型糖尿病、関節炎、うつ病との関連について調査を行った(韓国・順天大学校)。カレーライスの消費が多かった人は、少なかった人と比較し、高血圧(オッズ比:0.88)、2型糖尿病(オッズ比:0.82)、うつ病(オッズ比:0.82)のリスクが有意に低かった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/53801

【今日はカレーの日。。。】

 

■南アフリカ、オミクロン株流行前にIgG抗体陽性者が7割以上
~ケアネットニュース2022.3.7~
南アフリカ共和国ハウテン州では、新型コロナウイルスオミクロン株が優勢の新型コロナウイルス感染症の流行拡大前に、潜在的なSARS-CoV-2血清陽性が州全体に広がっていたことが確認され、オミクロン株感染増加とCOVID-19による入院や死亡は関連していないことが示された(南アフリカ共和国・ウィットウォーターズランド大学)。検体を採取し分析された参加者は7,010例。SARS-CoV-2 IgGの血清陽性率は、全体で73.1%。このうちCOVID-19のワクチン接種を受けていたのは1,319例、わずか19%であった。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/53944

【オミクロンもデルタもワクチン接種非接種に関係なし!?】

 

■富とうつ病との関係
~ケアネットニュース2022.3.3~
うつ病と収入との関係については、逆相関が認められるといわれている(米国・ボストン大学)。フルレビュー研究の多くおよび縦断チャートレビュー研究の半数は、富とうつ病との関係に逆相関が認められると報告していた。(1)マクロ経済のイベントがうつ病に影響(2)富の状態は、ライフコース全体のうつ病に影響、など。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/53919

【持つべきものは・・・友だち?】

 

■痛み止めの使い過ぎによる頭痛の有病率調査
~ケアネットニュース2022.2.25~
一般的な日本人を対象とした痛み止めの使い過ぎによる頭痛の有病率に関する調査。1ヵ月当たり15回以上の頭痛、過去3ヵ月間で1ヵ月当たり10日または15日以上の鎮痛薬の使用とし、自己報告により情報を収集した。頭痛は、女性および中年期により多く認められた。鎮痛薬の併用(多くはOTC薬)は、頻繁に認められた。頭痛患者は、そうでない人と比較して、日常生活の身体活動の悪化、中等度~重度の疼痛、片頭痛が認められた。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/53871

【痛みは危険信号。危険を放置したら、頭が痛くなる!?】

 

■20年逃亡の殺人犯、ついに逮捕 きっかけはマスク未着用
~AFP通信2022.1.5~
ポーランドの警察は殺人罪で有罪判決を言い渡された後、20年にわたり逃亡を続けていた男(45)を逮捕したと発表した。店でマスクを着用していなかったため、新型コロナウイルスの規則違反で呼び止められたのがきっかけだった。ワルシャワ警察によると男は殺人罪で禁錮25年の判決を受けている。その他の詳細は明らかになっていない。
https://www.afpbb.com/articles/-/3383773

【銀行強盗はコロナ前からマスク着用】

 

■片頭痛に対するアルコール、コーヒー、喫煙の影響
~ケアネットニュース2022.2.16~
アルコール、コーヒーの摂取および喫煙が片頭痛の発症リスク因子であるかを評価(スウェーデン・カロリンスカ研究所)。【アルコール摂取】オッズ比:0.54 【コーヒー摂取】オッズ比:0.56 【喫煙開始】オッズ比:1.15。著者らは「片頭痛に対する適度なコーヒー摂取の保護的影響と喫煙の有害な影響を示唆する遺伝的証拠が発見された。アルコール摂取と片頭痛リスクとの逆相関は、因果関係の逆転が影響している可能性がある」としている。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/53831

【コーヒーは〇、タバコは×ということか?】

 

■英女王がコロナ感染 症状は軽度
~AFP通信2022.2.20~
英国のエリザベス女王が新型コロナウイルスの検査で陽性となった。英王室が発表した。症状は軽く、住まいのウィンザー城で軽い公務を続けるという。10日には、女王の長男で王位継承者のチャールズ皇太子が陽性となっていた。女王はその2日前にウィンザー城で皇太子と会っていたが、検査を受けたかどうかは公表されていなかった。女王は先週、ウィンザー城で対面の公務を再開。その際、面会者の一人に対し、体にこわばりがあるとこぼしていた。英王室は通常、女王の健康状態の詳細を明らかにしないが、新型ウイルスワクチンの接種を済ませていることは公表している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3391039

【最も警戒厳重な方でも感染!】

 

■新型コロナ、スーパースプレッダーとなりうる人の特徴
~ケアネットニュース2022.2.1~
新型コロナウイルス感染症では、すべての患者が等しく感染を広げるのではなく、高いウイルスコピー数をもつ特定の患者がとくに感染を広げていくことが知られる。解析の結果、3つ以上の疾患の既往歴および、糖尿病、関節リウマチ、脳卒中の既往がスーパースプレッダーのリスク因子となることが示唆された(東京医科歯科大学)。基礎疾患を3つ以上重複して有する患者では、基礎疾患のない患者と比較して、ウイルスコピー数が87.1倍高く、関節リウマチ患者では1659.6倍、脳卒中患者では234.4倍、糖尿病患者では17.8倍だった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/53735

【コロナ以外のところで問題ありか!?】

 

■性行為中もマスクを タイ当局、バレンタイン前に対策呼び掛け
~AFP通信2022.2.12~
バレンタインデーに愛を確かめ合うカップルが多いタイの保健当局は、性行為中のマスク着用など、新型コロナウイルスの感染防止対策を呼び掛けている。タイの1日当たりの新規感染者は、今月初めに約8000人だったが、2週間弱でほぼ倍増している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3389747

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