極薦メディカル通信⑬

■英イングランドでコロナ規制撤廃、野党は無謀と非難
~AFP通信2021.7.19~
英政府は19日、イングランドで新型コロナウイルス対策の規制を撤廃した。19日午前0時、ナイトクラブが営業を再開し、その他の屋内施設も人数制限なしでの営業が可能となった。ソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)、マスク着用や在宅勤務などの規制も撤廃された。野党・労働党のジョナサン・アシュワース議員は、政府を「無謀」だと非難し、規制撤廃は世界中の人々の健康を危険にさらすという専門家の意見を繰り返した。英国では、成人の3分の2がワクチン接種を完了し、全員が少なくとも1回の接種を終えるなど、ワクチン接種計画が成功を収めており、政府は医療へのリスクを管理可能だと主張している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3357341

【感染も治療も自己責任?】

 

■タンパク質の効果的な摂取方法とは?
~ケアネットニュース2021.7.9~
厚生労働省が定める「日本人の食事摂取基準」において、65歳以上のタンパク質目標摂取量が総エネルギー量の15~20%に改定された(以前は、18歳以上の全年代で13~20%)。加齢と共にアミノ酸から合成される筋肉量が減少する。十分な運動を行った場合でも加齢に伴う筋肉量の低下を防ぐことは難しい。筋肉量の低下は、内臓脂肪の増加やインスリン抵抗性に関与し糖尿病のリスクとなることが報告されている。また、筋肉量の低下は心疾患や死亡のリスクを高めるとの報告もある。筋肉の合成には必須アミノ酸がとくに重要だが、ロイシン含有率の高い食品を積極的に摂取することで、筋肉をより効率よく合成できる可能性があると強調された。ロイシンの含有率が高い食品には、乳製品などがある。そして、ロイシンの利用効率を高めるためには運動が重要であり、とくに筋肉に負荷をかけるレジスタンス運動が有効だとされている。レジスタンス運動2時間後には筋肉の合成速度が2倍になるため、運動2時間後を目安にロイシンを摂取することが望ましいと述べられた。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52614

【食事と運動の両立が大切】

 

■「AI女子学生」が北京の大学に入学、高度な学習・対話能力で…
~カラパイア2021.6.21~
中国の科学研究分野においては国内トップ1を誇る北京の清華大学に、新しく女子学生が入学した。この新入生は、AI(人工知能)モデリングシステムを使用して作成されたバーチャル学生で、豊富な知識と人間との優れた対話能力を備えているという。AIロボットを大学に在籍させるのは初の試み。AI女子学生の優れた学習能力により、人間と同レベルのコミュニケーションができるようになることを期待している。
https://karapaia.com/archives/52303349.html

【AIお笑いタレント、すぐ出来そう!】

 

■英、マスク義務など解除へ 自己責任のコロナ対策へ
~AFP通信2021.7.6~
ボリス・ジョンソン英首相は、イングランドで新型コロナウイルス対策として導入されているマスク着用義務やソーシャル・ディスタンシング(対人距離の確保)などの規制の大半を今月19日に解除すると発表した。政府の命令ではなく、個人の自己責任により感染を防ぐよう訴えた。ジョンソン氏は「このパンデミック(世界的な大流行)は終わりには程遠い。19日までに終わることは決してない」と警告。「悲しいことながらも、新型ウイルス感染症によりさらに死者が出ることを受け入れなければいけない」と述べた。
https://www.afpbb.com/articles/-/3355147

【義務でなく自己責任!?】

 

■日本のトラック運転手の不眠症に関連する因子
~ケアネットニュース2021.7.6~
トラック運転手の不眠症は、交通事故リスクの増加につながる重大な問題である。不眠症有病率は、13.3%(356例)であった。不眠症のタイプ別の割合は、中途覚醒が最も多く78%、次いで早朝覚醒26.4%、入眠障害13.5%であった。「不眠症が蔓延している。そのリスク因子として、飲酒習慣、毎日の運転時間、不安症状が関連していることが示唆された」としている。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52578

【長時間にならない運転で、運転しない日もお酒は控えめに。】

 

■コロナワクチン後の抗体価、上がりやすい因子と上がりにくい因子
~ケアネットニュース2021.6.8~
千葉大学病院は、ファイザー社の新型コロナワクチンを2回接種した同病院の職員1,774人の抗体価を調べた。ワクチン接種後の抗体価が上がりにくい因子として、(1)免疫抑制剤を服用(2)高年齢(3)副腎皮質ステロイド薬を服用(4)飲酒頻度が高い、といった事項との関連性が見られた。一方、ワクチン接種後の抗体価が上がりやすい因子として、(1)COVID-19既往歴あり(2)女性(3)1回目と2回目の接種間隔が長い(18〜25日)(4)抗アレルギー薬を服用(花粉症薬など)、といった事項との関連性が見られた。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52404

【該当する方、ご注意を・・・】

 

■《基本手技》トゲなどの異物を取り除くコツ
~ケアネットニュース2020.7.31~
皮膚科に外来受診されるのは、皮膚表面に刺さった小さな異物のことが多いです。まず、異物の診察では、ダーモスコープという拡大鏡で刺入部を観察します。この場合、ゼリーをつけずに直接傷口に近づけて観察します。刺入部を拡大して異物を確認し、取り出しやすくするために傷口を少し広げる必要があります。私は、18G針の先端を使って刺入部を広げるように少し切り込みを入れることが多いですが、それだと不十分なときは、眼科剪刀を用いて、刺入部周辺の角質を取り除きます。この状態で再度ダーモスコープをのぞいてみて、異物が確認できれば、無鉤セッシやトゲ抜きなどを用いて、異物を引っ張り出します。奥に確認できるのにうまくつかめない、または異物が表面上見えていない場合は、「少し痛いですよ」と患者さんに声を掛けて、刺入部周辺の皮膚をつまみ、異
物を押し出すようなイメージでグッと圧迫します。
https://www.carenet.com/series/derupon/cg001924_040.html

【プロのご意見!】

 

■ワクチン接種直後196人死亡で考える「打つ」「打たない」
~NEWSポストセブン2021.6.20~
死亡者のタイプでは、心房細動や腎不全、脳梗塞などを有する人が目立つ。厚労省は接種に際し、『心臓、腎臓、肝臓、血液疾患などの基礎疾患がある人は注意が必要』と指摘しています。実際に心臓や腎臓、肝臓などの主要臓器に重篤な疾患を長期間患っている人は、外からはわからないが血管などの状態が悪化していることがあり、突然死のリスクが高く、ワクチン接種に伴うストレスが引き金になる可能性もあります。不整脈や血栓症などに処方されるワーファリンをはじめとする抗凝固薬、いわゆる血液をサラサラにする薬を服用している人も要注意。それらの薬を服用している人は、血管からの出血が止まりにくくなります。たとえばワクチンによる免疫反応によって毛細血管から出血するようなことがあれば、止まらないと脳出血などのリスクが高まります。接種は一律に同量ですので、小柄な女性も気をつけるべき人といえます。
https://www.news-postseven.com/archives/20210620_1668733.html

【・・・】

 

■米国の新型コロナ死者数、60万人を突破
~ナショナルジオグラフィック2021.6.17~
米国では現在、多くの州や自治体、企業が規制を緩和し、疲弊した国民が外国旅行を検討し始めている。その一方で、インドで感染が拡大したデルタ株をはじめ、より感染力の強い変異株が国内で広がっている。米国ではまだワクチンが行き届いていない場所があり、世界を見渡せば、ワクチンの入手すら困難な地域が数多くある。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/061700303/

【イギリスも感染が再拡大している。。。】

 

■アルツハイマー病の新薬 米FDA承認
~NHKニュース2021.6.8~
アルツハイマー病の治療薬としてアメリカの製薬会社と日本のエーザイが共同で開発した新薬について、アメリカのFDA=食品医薬品局は原因と考えられる脳内の異常なタンパク質を減少させる効果を示したとして治療薬として承認したと発表。アルツハイマー病の新薬が承認されたのは2003年以来18年ぶり。アミロイドβに作用する治療薬は初めて。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210608/k10013072991000.html

【画期的新薬登場。認知症減少へ。】

 

■インド、ゾウ28頭にコロナ検査 希少ライオン感染死で
~AFP通信2021.6.10~
インド南部タミルナド州で希少なインドライオンが新型ウイルスに感染し死んだのを受け、保護区内キャンプのゾウへの新型ウイルス検査を指示。子ゾウ2頭を含む28頭の鼻と肛門から検体が採取された。症状の出ているゾウはおらず、検査結果は1週間以内に判明する見通し。
https://www.afpbb.com/articles/-/3350959

【百獣の王もウイルスに勝てない!?】

 

■「産業革命前はがん患者1%」説は本当か、143遺骨で検証
~ナショナルジオグラフィック2021.5.20~
現代のがんによる死亡者のうち骨に転移している人の割合は3人に1人から2人に1人であり、CTスキャンで骨のがんが検出されるのは75%程度である。こうした数字を中世の遺骨に適用したところ、産業革命以前の英国人が生涯でがんにかかる確率は9~14%だったと推定された。この値は、従来説の約1%に比べて10倍にもなる。今回の研究は、中世の病気にまつわる固定観念を揺るがすものだ。これまでは、感染症、栄養失調、そして戦争や事故による負傷が、中世の3大疾患だと考えられてきたからだ。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/051800237/

【生命の歴史は・・・病気との闘い】

 

■ワクチン接種で特典、出会い系アプリが政府と連携 英
~AFP通信2021.6.7~
英保健省によると、ティンダーやバンブル、ヒンジなどの出会い系アプリは政府と連携し、ワクチン接種を受けたと申告したユーザーに特別なステッカーやバッジ、特典を提供する。ワクチン担当のナディム・ザハウィ政務次官は、「出会い系アプリと連携して英国内での接種を促進していくことに胸を躍らせている」と語った。英国内の出会い系アプリのユーザーは、プロフィルでワクチン接種済みであることを示すと、プレミアム機能に使えるポイントを受け取ったり、接種済みの別のユーザーにアプリ内ボーナスを贈ったりすることができる。英調査会社ユーガブが先月行った調査では、成人の28%がワクチン未接種の人とはデートしない、31%ができればしたくないと回答した。保健省はこの調査結果を示し、ワクチンを接種したとアピールすることでロマンチックな出会いが増えるかもしれないとしている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3350435

【恋愛もワクチン次第!?】

 

■コロナ探知犬いよいよ、非常に高い成功率、研究
~ナショナルジオグラフィック2021.5.21~
新型コロナウイルス陽性者の尿や唾液には、犬がそれと特定できるにおいがあることが明らかになった。なお、すべての実験でウイルスは不活性化されていた。実験結果では、犬は96%の確率で感染者のにおいを正しく探知できたという。汗が付着したTシャツを用いた現在進行中の実験でも、非常に高い成功率が得られている。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/052100246/

【ワクチンの前に探知犬!?】

 

■日本におけるアルツハイマー病と歯数との関連
~ケアネットニュース2021.5.26~
日本人高齢者における残存または欠損している歯数とアルツハイマー病との関連について、横断的な分析を行った(日本歯科総合研究機構)。「歯科医院を受診した高齢者において、残存歯数が少なく、欠損歯数が多い患者では、アルツハイマー病リスクが高いことが示唆された」としている。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52295

【はは歯ぁ~】

 

■日本人高齢者における認知症リスクと音楽活動
~ケアネットニュース2021.5.21~
日本人高齢者における認知症リスクとさまざまな音楽活動との関連について調査を行った(大阪大学)。
楽器の演奏およびカラオケを行っていた高齢者は、音楽活動未実施者と比較し、男性では認知症リスクがわずかに減少し、女性では認知症リスクの有意な減少が認められた。以下、ハザード比。
【男性】 ●楽器の演奏:0.70 ●カラオケ:0.90
【女性】 ●楽器の演奏:0.75 ●カラオケ:0.77
著者らは「音楽活動、とくに楽器の演奏やカラオケは、日本人高齢女性の認知症リスク低下との関連が認められた」としている。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52248

【3密にならない状態で実施したい】

 

■米ウォルマート、ワクチン接種済みなら店内でマスク不要
~AFP通信2021.5.15~
ウォルマートは、「5月14日よりワクチンを接種した客と会員は、マスクなしで買い物ができる。ワクチンを接種していない場合は、当社の店内ではマスクを着用するよう引き続き求めていく」と発表した。マスク着用が義務付けられている自治体の店舗では、引き続き着用は必要だとしている。
https://www.afpbb.com/articles/-/3346845

【ワクチンに完全を求めるべきではない。重症化防止はあるが・・・】

 

■糖尿病の発症年齢が若いほど認知症になりやすい?
~ケアネットニュース2021.5.17~
2型糖尿病の発症年齢が下がるほど、その後の認知症リスクは高くなることが示された(フランス・パリ大学)。70歳で非糖尿病被験者と比較して、10年以上前に糖尿病を発症した被験者の認知症発症に関するハザード比は2.12。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/52238

【クワバラクワバラ。。。】

 

■乳房温存術が切除術より生存率が高い?
~ケアネットニュース2021.5.11~
術後放射線療法を伴う乳房温存術が、放射線療法を伴わない乳房切除術より生存率が高いことがコホート研究で示されている。全生存率は放射線療法ありの乳房温存術に比べ、放射線療法なしの乳房切除術(ハザード比:1.79)。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52215

【必要なだけトル&放射線療法がベターか?】

 

■中南米から「ワクチンツアー」 米のビーチに無料接種会場
~AFP通信2021.5.10~
米フロリダ州のマイアミビーチに、新型コロナウイルスワクチンの無料接種会場が週末限定で設置されている。中南米諸国からの渡航者らが長蛇の列をつくり接種を受けた。特設会場を訪れた人々は、居住証明の提示を求められることなく、オンラインでチェックインを済ませると、1回で接種が完了する米ジョンソン・エンド・ジョンソンのワクチンの無料接種を受け、接種証明を受け取った。
https://www.afpbb.com/articles/-/3346022

【所変われば・・・】

 

■COVID-19を経験した男性は勃起不全になりやすい?
~2021.4.28ケアネットニュース~
18歳以上6,821例のデータから、性的に活発なイタリア人男性985例が抽出され、そのうち25例(2.54%)がSARS-CoV-2陽性だった。勃起機能は、IIEF-5(国際勃起機能スコア)またはその簡易版SHIMによって測定された。年齢、BMI、および心理的健康スコアを調整したロジスティック回帰モデルにより、SARS-CoV-2感染とED発症との関連を確認したところ、COVID-19既往歴を持つ男性におけるED発症のオッズ比は5.66(95%信頼区間[CI]:1.50~24.01)だった。研究者らは、「COVID-19発症リスクは、ED発症の危険因子と似ており、われわれの研究結果は、ED、血管内皮機能障害、およびCOVID-19に関連する病態生理学的メカニズムと一致している」とコメントしている(イタリア・ローマ大学)。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52149

【・・・深刻。】

 

■貧血と不眠症~メタ解析
~2021.5.3ケアネットニュース~
中国人成人1万2,614人、貧血の定義は、女性でヘモグロビンレベル12.0g/dL未満、男性で13.0g/dL未満とした。年齢、性別、慢性疾患の状態、血漿C反応タンパク質濃度などの潜在的な交絡因子で調整した後、ロジスティック回帰モデルを用いて評価した(米国・ペンシルベニア州立大学)。貧血を有する成人は、そうでない人と比較し、不眠症の有病率が高かった(調整オッズ比:1.32)。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/52150

【日本人も同じか?】

 

■インドのコロナ流行「悲痛の域超える」WHO事務局長が警鐘
~AFP通信2021.4.27~
インドの累計死者数は世界で4番目に多い19万5000人余り。感染者数は最近になって急増し、世界の新規感染者数を押し上げている。26日の死者数は2812人、新規感染者数は35万2991人と、いずれも過去最多を記録した。テドロス氏は記者会見で、「インドの状況は悲痛の域を超えている」と指摘。「WHOは手を尽くしており、重要機器・物資を提供している」とし、酸素濃縮器数千台やプレハブの移動式野外病院、検査用品などをインドに送っていると説明した。
https://www.afpbb.com/articles/-/3344105

【・・・】

 

■世界最高水準の人工光合成に成功、植物上回る効率
~共同通信2021.4.21~
トヨタ自動車グループの豊田中央研究所は、太陽光を使って水と二酸化炭素から有機物のギ酸を生成する「人工光合成」の効率を世界最高水準まで高めることに成功したと発表。過程でCO2を材料とするため脱炭素化につながるほか、生成したギ酸から水素を取り出し燃料電池の燃料に使うこともできる。当初は太陽光エネルギーを有機物に変換できる割合が0.04%だったが、改良を重ね7.2%まで向上させた。植物の光合成の効率を上回るという。
https://this.kiji.is/757547934281613312

【植物よりも有能!?】

 

■2020年米国の超過死亡は予測値の23%増、大半がCOVID-19による
~ケアネットニュース2021.4.16~
COVID-19パンデミックの最初の10ヵ月間における米国での死者数は予測値よりも23%近く多く、また超過死亡の4分の3近くにCOVID-19が関与していた。参考として、近年の米国の死亡率は、年に2.5%以下の割合で上昇している。2020年3月1日~2021年1月2日に、米国では280万1,439人の死亡が発生し、超過死亡は52万2,368人であった。超過死亡の合計72.4%がCOVID-19に起因するものであった。
https://www.carenet.com/medscape/diabetes_endocrinology/000779.html

【逆に考えると、増えた超過死亡の4分の1は新型コロナ以外!?】

 

■2020年米国の超過死亡の内訳
~ケアネットニュース2021.4.16~
超過死亡の発生は、すべての人種/民族で同様ではなかった。例を挙げると、超過死亡率(10万人当たり)は非ヒスパニック系黒人において高く、208.4であった。非ヒスパニック系白人では157、ヒスパニック系では139.8であった。さらに、非ヒスパニック系黒人は米国人口の12.5%にすぎないが、超過死亡の16.9%を占めた。このことは、「COVID-19による死亡の人種による偏り」を反映している、と著者らは述べている。
https://www.carenet.com/medscape/diabetes_endocrinology/000779.html

【アフリカ出自の黒人が多いとは、暗い歴史を引きずっているのか?】

 

■運動30分前のカフェインが脂肪を燃やす
~ケアネットニュース2021.4.9~
運動テスト中におけるカフェイン摂取の影響を調査した結果、有酸素運動30分前のカフェイン摂取は、時間帯に関係なく運動中の脂肪酸化を増加させることを発見した(スペイン・グラナダ大学)。「カフェイン摂取と午後の適度な運動の組み合わせは、継続的な有酸素運動により脂肪燃焼量を増やしたい人にとって最良のシナリオ。なお、高用量のカフェインが全身の脂肪酸化により大きな効果を誘発し、持久力のパフォーマンスをさらに改善するかどうかはまだ調査されていない」と結論している。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51967

【運動前のコーヒーが効く!?】

 

■電通総研の「男女平等に関する調査」によると
~全国18~79歳男女3000人対象~
☆社会全体で男女が平等になっているか
・男性が優遇されている、どちらかというと優遇されている
男性54.1%、女性75%

☆企業の管理職女性比率が30%になるのは何年後
・平均 24.7年後

☆女性総理大臣が誕生するのが何年後
・平均 27.9年後

【時間がかかりすぎ?】

 

■新型コロナワクチン、予診票で確認すべきポイントは?/厚労省
~ケアネットニュース2021.4.6~
・基礎疾患の状態が悪化している場合や全身状態が悪い場合
・免疫不全、血が止まりにくい病気のある場合や、抗凝固薬を服用している場合
・アレルギー疾患のある方、など。

[確認のポイントが示された予診票記載の14項目]
1.新型コロナワクチンの接種を初めて受けますか。
2.現時点で住民票のある市町村と、クーポン券に記載されている市町村は同じですか。
3.「新型コロナワクチンの説明書」を読んで、効果や副反応などについて理解しましたか。
4.接種順位の上位となる対象グループに該当しますか。
5.現在何らかの病気にかかって治療(投薬など)を受けていますか。
6.その病気を診てもらっている医師に今日の予防接種を受けてよいと言われましたか。
7.最近1か月以内に熱が出たり、病気にかかったりしましたか。
8.今日、体に具合が悪いところがありますか。
9.けいれん(ひきつけ)を起こしたことがありますか。
10.薬や食品などで、重いアレルギー症状(アナフィラキシーなど)を起こしたことがありますか。
11.これまでに予防接種を受けて具合が悪くなったことはありますか。
12.現在妊娠している可能性(生理が予定より遅れているなど)はありますか。または、授乳中ですか。
13.2週間以内に予防接種を受けましたか。
14.今日の予防接種について質問がありますか。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51975

【治療中、薬を飲んでいる方、特に注意が必要です。】

 

■新型コロナワクチン、チャートで見る日本の接種状況
~日本経済新聞社提供~
毎日の接種状況がよくわかる。副作用疑いなどの情報もある。今後の計画も載っています。
https://vdata.nikkei.com/newsgraphics/coronavirus-japan-vaccine-status/

【百聞は・・・】

 

■ワクチン接種完了率の高い高齢者、重症者が大幅減
新型コロナワクチン接種を世界でいち早く進めたイスラエルにおいて、ワクチン2回接種の完了者が多い70歳以上で、人口呼吸器を必要とする重症者数がワクチン接種開始前と比べて大幅に減ったことがわかった(米国疾病対策センター)。比較する前との比率は、70歳以上10月~12月時点から67%減となった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51931

【日本はこれから・・・】

 

■国際宇宙ステーションで新種の微生物が発見される
~ニューズウイーク2021.3.17~
アメリカ航空宇宙局(NASA)ジェット推進研究所、南カリフォルニア大学、印ハイデラバード大学らの共同研究チームは、国際宇宙ステーションで採取されたサンプルから、4種の菌株を分離した。いずれも地球の土壌、淡水などに広く生息するメチロバクテリウム属に属し、そのうち3種は新種であった。これらの菌株は、宇宙で植物を栽培するために有用な遺伝的決定基を持っている可能性があると期待を寄せている。
https://www.newsweekjapan.jp/stories/world/2021/03/post-95856.php

【宇宙で「お花見」、期待が膨らむ。】

 

■mRNAワクチン、無症候性感染リスクも低下
~ケアネットニュース2021.3.23~
新型コロナウイルスワクチンは無症候性感染にも有効なのか(米国・メイヨークリニック)。mRNAワクチン(ファイザーもしくはモデルナ社製)を1回以上接種した群と、同じ期間内に接種しなかった群の間でSARS-CoV-2検査の陽性率を比較。相対リスクを算出した大規模調査によって、ワクチン接種によって 無症候性の感染リスクも低下することがわかったという。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51890

【そうでなければワクチンの意味がない。】

 

■がん治療、意味のあるQOL改善のエビデンスはほとんど提示なし
~ケアネットニュース2021.3.12~
緩和治療を受けるがん患者にとって、QOLは生存と並び治療意思決定の重要な側面であるが、規制当局はQOL改善のエビデンスがなくても生存期間延長または抗腫瘍効果だけに基づいて承認することがある。「統計学的な改善に関するエビデンスがある適応症のうち、臨床的に意味のあるQOL改善を示したものはほとんどなかった」と述べている(JAMA)。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51838

【意味のないエビデンスは~NO GOOD】

 

■昼寝の多さは自己責任ではなく遺伝?
~ナショナルジオグラフィック2021.3~
ハーバード大学の研究グループが昼寝の頻度と関連する遺伝子を多数見つけ、その多くが生活習慣病と関連していることを明らかにした。昼寝の回数が多い、昼寝が長いことが将来的に高血圧や糖尿病、心臓病などの生活習慣病の発症や、ひいては死亡リスクの増大と関連する。昼寝の頻度と関連する123の遺伝子が見つかった。自己申告だけではなく客観的昼寝データでも関連が見られたことはこのデータの信憑性を高めている。今後それら一つ一つの機能が解明されれば、昼寝が多いことがどのように生活習慣病を引き起こすのか、そのメカニズムについても明らかになるだろう。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/web/15/403964/031000121/

【病気になりやすいのも遺伝!?】

 

■トランスジェンダー、ホルモン療法でにきび有病率が上昇
~ケアネットニュース2021.3.3~
思春期男子の悩みの1つににきびがあり、原因には男性ホルモンが関連しているためとされる。男性化ホルモン療法を受ける性同一性障害患者において、そうしたケースにおける発症リスクや有病率の詳細が明らかにされた(米国・ボストン大学)患者988例(年齢中央値25.8歳)において、にきびの全体有病率は31.1%(307例)であり、ベースラインの有病率6.3%から大きく上昇した。施療開始後1年間の罹患率は19.0%、同2年目の罹患率は25.1%であった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51800

【身体が大事か?心が大事か?悩ましい。。。】

 

■AZ社の新型コロナワクチン、接種間隔は3ヵ月が有益/Lancet
~ケアネットニュース2021.3.5~
パンデミックにおける供給不足時にできるだけ早く大多数の住民にワクチンを行き渡らせるための短い接種間隔プログラムより、3ヵ月の接種間隔のほうが2回目接種後の予防効果が改善しており利点があることが示された(英国・オックスフォード大学)標準用量単回接種後、22~90日間におけるワクチンの有効性は76.0%であった。モデル解析では、初回接種から最初の3ヵ月間で感染予防効果は減弱しないことが示唆された。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/51819

【3か月で全員接種可能か?】

 

■健康寿命延ばす行動― 禁煙、節酒、食事など、国立6機関提言
~時事通信2021.2.19~
国立がん研究センターや国立循環器病研究センターなど国立6機関は、脳卒中や認知症、がんなどさまざまな疾患を予防し、健康寿命を延ばすために必要な行動について提言をまとめた。このうち喫煙については、がんや循環器病、うつ病、認知症などとの関連を指摘し、控えるよう要請。飲酒はがんや循環器病、高血圧などにつながり得るとし、男性は日本酒なら1日1合程度、女性はその半分までを目安とした。食事は減塩し、食物繊維や大豆製品、魚を多く食べることを求めた。社会的要因では、教育を受ける年数の短さや収入の低さが不健康のリスクになると指摘。社会が解決に取り組むよう求めた。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021900008

【収入の低さが不健康のリスク・・・解決方法は!?】

 

■死亡例の約2割がCOVID-19、アフリカ・ザンビア首都調査/BMJ
~ケアネットニュース2021.3.1~
ザンビア共和国のルサカ市でCOVID-19の死亡への影響についてサーベイランス研究を行った。その結果、予想に反して、同市の約3.5ヵ月間の死者の約2割がCOVID-19で、COVID-19が確認された死亡例の年齢中央値は48歳、66%が20~59歳であることなどが明らかとなった(米国・ボストン大学)。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/51784

【5人に1人がコロナ死!!】

 

■ファイザー製ワクチン、妊婦は努力義務対象外
~時事通信2021.2.15~
厚生労働省は、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、予防接種法に基づく接種の「努力義務」を妊婦には適用しない方針を示した。臨床試験(治験)データが不十分なため厚生科学審議会で了承された。
https://www.jiji.com/jc/article?k=2021021500877

【催奇形性とか、確認すべき課題が・・・】

 

■「電気があると睡眠時間が減る」は本当か
~ナショナルジオグラフィック2015.6.30~
電灯がなければもっと長く眠れるだろうと推測するのはたやすい。ある研究チームが、アルゼンチンの田舎に暮らす先住民の電気を使う集団と使わない集団を調査。電気を使う集団では、使わない集団よりも睡眠時間が短くなることが確認された。調査対象となったのは、アルゼンチン北東部のチャコ地方で狩猟採集生活を営む先住民「トバ・クオム」の2つの集団だ。もともと電気のない生活をしていたが、1990年代初めに1つの集団が分かれて50キロほど移動し、電気が供給されている町の外れに住み着いた。電力の有無を除けば、2つの集団の生活はほぼ変わらない。この地域には仕事がほとんどないため、いずれも自給自足と政府の補助で生活している。いまでも多くの家族が集まって食事をし、食べ物はみなほぼ共通だ。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/15/062900163/

【明かりがなきゃ寝るしかない!】

 

■新型コロナ予防、マスク二重着用の有効性は?
~ケアネットニュース2021.2.15~
不織布マスク(サージカルマスク)の上から布マスクを着用することで密着度が高まり、新型コロナウイルス感染の予防により効果的である可能性が実験で示された(米国疾病予防管理センター)。結び目等のない不織布マスクだけを着用した場合、シミュレートされた咳からの粒子の42.0%を遮断し、布製マスクだけでは44.3%を遮断したのに対し、不織布マスクの上に布製マスクを重ねた場合(二重マスク)は92.5%を遮断した。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51691

【気になる方は参考に・・・】

 

■若年成人におけるスマホ依存症と不眠症や食物依存症との関連
~ケアネットニュース2021.2.16~
スマホを忘れたりバッテリーが切れるだけで不安やパニックに襲われる恐怖を抱く状態をノモフォビアという。ノモフォビアと食物依存症および不眠症状との関連について調査を行った(バーレーン・Arabian Gulf University)。「ノモフォビアは若年成人、とくに女性において頻度が高かった。ノモフォビアは、不眠症状との関連が認められたが、食物依存症との関連は認められなかった」としている。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51682

【で・・・どうしたら良い!?】

 

■新型コロナ家庭内感染、20歳未満は感染しにくく感染させやすい
~ケアネットニュース2021.2.8~
新型コロナウイルスの家庭内感染の調査から、20歳未満の若年者は高齢者より感染しにくいが、いったん感染すると人にうつしやすいことが示唆された(中国・武漢疾病予防管理センター)。曝露時間が同じ場合、20歳未満の若年者は60歳以上よりも他者にうつすリスクのオッズ比は1.58であった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51629

【罹りにくく、うつしやすい、若者!】

 

■動画:ウイルスの変異とは?
~AFP通信2021.2.5~
変異が起きるのは、人体などの宿主の中でウイルスが自らを複製(コピー)する時だ。ゲノムのどこでミスが起きたかが、ウイルスの生存能力や複製能力に影響を及ぼす。あらゆるウイルスは何らかの形で変異する。インフルエンザやはしかなど、変異速度が速いものもある。変異の大半はウイルスの性質に影響しない。変異はウイルスを「弱毒化」することもあれば、感染力増大につながることもある。例えば、ウイルス表面のタンパク質が免疫系をだます、または攻撃するようになる変異は大変危険だ。新型コロナウイルスが2019年末に中国で報告されて以降、専門家らは複数の変異株の存在を確認している。
https://www.afpbb.com/articles/-/3329799

【以上URLに動画リンクあり】

 

■民間検査で陽性、陰性、陰性、陽性…、ころころ変わる結果
~ケアネットニュース2021.1.27~
Aさんは50代の男性。正月明けの1月5日に寒気、喉の痛み、発熱の症状が出ました。「これはコロナかも?」と思い、東京都発熱相談センターに電話したのですが、まったくつながりません。木下グループが運営する「新型コロナPCR検査センター」新宿店をネットで予約しました。最短の予約日は1月9日でした。「陽性2、陰性2だから、まだわからないな」さて、Aさんの検査結果は翌10日24時(11日0時)までに新型コロナPCR検査センターからメールで届くことになっていました。検査後は自宅にこもって療養していたAさんに結果が届いたのは、10日の23時過ぎでした。結果は「感染が疑われる結果となりました」。予想はしていたもののショックを受けたAさんでしたが、その5分後に再び届いたメールで混乱に陥ります。同じセンターから今度は、「結果は、陰性となりました」という内容が届いたのです。Aさんはすぐさま同センターに対し、「どちらが正しいのか? 検査結果に不備があるなら返金してほしい」とメールで質問しました。すると、約30分後に「記載に不備があり、大変申し訳ございません。訂正して、再送させていただきます。結果は陰性となりました」というメールが届きました。この時点で「ひとまず安心」と思ったAさんですが、さらにその30分後。今度は「お詫び」というタイトルでメールが届きました。なんと4通目です。その内容は「システム上に不備があり、急ぎ、代替システムを使用する過程において誤動作がありました。正しい情報は『感染が疑われる結果となりました』です」というものでした。この時点で、怒りを通り越して呆れたAさんは、「陽性2通、陰性2通だから、まだわからないな」と考えることにし、お酒を飲んで寝てしまったそうです。なお、12日の夜、再び「念のため再度送ります。感染が疑われる結果となりました」という旨のメールが届いたため、同センターの結果は「3対2で陽性有利」となったそうです。結局、近所の「新型コロナ外来」へ。診療所から検査結果を伝える電話が来たのは14日の夕方で、「陽性でした。保健所からの連絡を待って下さい」と言われました。保健所から連絡が来たのはそのまた2日後の16日の夕方でした。この間、咳がひどくなったり、倦怠感が続いたりはしましたが、とくに重症化することなく徐々に軽快していったAさん。保健所の担当者からも「(医師と相談した結果)発症から10日以上経って、軽快されているので、もう自宅療養も解除していいです」と言われ、一件落着となったとのことです。
https://www.carenet.com/hihyowed/042.html

【・・・?】

 

■胃に埋め込む食欲ペースメーカー青色LED光で偽の満腹感与える
~ITメディア2021.1.27~
米テキサスA&M大学、テキサス大学、ワシントン大学の研究チームが開発。ワイヤレスで機能する小型デバイスを手術で胃に埋め込み、胃の迷走神経(脳と胃を繋ぐ神経経路)を光で照射し刺激することで満腹感を錯覚させる手法。空腹状態でも満腹感を得られ、食欲を抑制することで、肥満の改善や長期的な防止につながるという。
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2101/27/news120.html

【栄養失調にならないか?】

 

■失明して10年、人工角膜インプラント手術で再び家族の顔を認識
~Engadget2021.1.20~
イスラエルの78歳の男性患者は、約10年前に患った病気の合併症で角膜を損傷し、両目の視力を失いました。そしてイスラエルのペタク・チクヴァにあるラビン・メディカル・センターで医療技術企業CorNeat Visionが開発した人工角膜の手術を受けた男性は、包帯が取れるとともに目を開くと、目の前にいる家族の顔を認識し、さらに文字を読むこともできたとCorNeat Visionは報告しました。
https://japanese.engadget.com/synthetic-cornea-helps-regain-blind-mans-sight-215013378.html

【再生医療の可能性が実証】

 

■COVID-19ワクチン、2021年に世界人口の何割に接種可能?
~ケアネットニュース2021.1.5~
主要メーカーの新型コロナウイルス感染症(COVID-19)ワクチンの世界的な需給について、メーカーが最大生産量を可能としても、世界の人口のほぼ4分の1は少なくとも2022年までワクチン接種を受けることはできないとの研究結果(米国・ジョンズ・ホプキンズ公衆衛生大学院)。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/51445

【優先国は富裕国。順位の低い国は目途立たず!】

 

■パンデミック後の新たな日本への提言
~NHKニュース2021.1.8~
親日家ジャック・アタリ氏は日本に向けて、次のように直言します。「最近のニュースで、日本では新型コロナの影響で若者が子供を生むことをためらい、出生率がさらに下がっていると聞きました。日本にとって何よりも深刻な問題は人口問題です。私が日本のリーダーであれば、少子化対策を最優先します。女性の権利、出産後の女性の復職の道を広げます。この問題は日本にとって死活問題であり、放置することは自殺行為だとさえ考えています」
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210108/k10012799001000.html

【なるほど!】

 

■ゴリラが新型コロナに感染、霊長類は感染のリスクが高い
~ナショナルジオグラフィック2021.1.14~
カリフォルニア州のサンディエゴ動物園サファリパークのニシローランドゴリラ3頭が、新型コロナウイルスに感染したと発表。ゴリラはトラ、ライオン、ミンク、ユキヒョウ、イヌ、ネコに続き、新型コロナウイルスへの自然感染が確認された7番目の動物だ。オランダとデンマークではミンクから人への感染が確認されているが、残りの種から人に感染するという証拠はない。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/21/011400018/

【飼育員による接触感染?】

 

■副作用に注意すべき“イエロー”の生薬
~日経メディカル2021.1.7~
名前に「黄」の付く生薬には注意せよ。具体的には黄芩、麻黄、地黄、大黄などです。他には、甘草、附子、山梔子にも気を付けなければいけません。黄芩は肝障害を引き起こす生薬として有名です。黄芩を含む漢方製剤は小柴胡湯の他に、使用頻度が高いものとして大柴胡湯や黄連解毒湯、防風通聖散が挙げられます。麻黄はかぜ症状に用いる漢方製剤に含まれることが多い生薬です。葛根湯や麻黄湯がその代表例です。大黄は緩下作用を有する生薬ですが、効き過ぎると下痢を来します。甘草は約7割の漢方製剤に含まれ、甘草が偽アルドステロン症の原因となることはよく知られています。附子は、推理小説にもよく登場するトリカブトの塊根を加熱処理して乾燥した生薬で、冷えが目立たない暑がりの人など、舌のしびれや不整脈といったトリカブト中毒症状が生じることもあります。山梔子は腸間膜静脈硬化症の原因となり、腹痛や下痢といった症状を来します。
https://medical.nikkeibp.co.jp/leaf/mem/pub/report/t263/202101/568495.html

【元来、薬は毒で、毒が薬である場合が多い】

 

■オスの「子殺し」を封じる母ライオンの奇策
~ナショナルジオグラフィック2021.1.4~
ライオンのオスは、自分が乗っ取った群れに子どもがいた場合、その子を殺すことがある。インドに暮らすライオンの母たちには「子殺し」を防ぐ奇策があるらしいことが研究で判明した。メスは性的に成熟すると自分の縄張りに最もよくやってくるグループのオスと交尾した。これはほかの若いメスたちと同じだ。ところがその後、これまでライオンで観察されることのなかった行動を取った。近くのグループのオスと交尾したのち、さらに別のグループのオスとも交尾したのだ。縄張りにやってきたすべてのグループのオスと交尾し、誰が子どもの父親かをわからなくすることで、子殺しを防ごうとしているようだった。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/101300599

【究極の個人情報保護。母親にも産んだ子の父親がわからない!?】

 

■COVID-19ワクチン、2021年に世界人口の何割に接種可能か
~ケアネットニュース2021.1.5~
当面の供給量の半分強は高所得国(世界の人口の14%)2020年11月15日時点で、13のワクチンメーカーから合計74.8億回(37.6億コース)分を購入する市販前契約が結ばれていた。これらの半分強(51%)は、高所得国(世界の人口の14%)に送達されるものであった。米国は、世界のCOVID-19の症例数の約5分の1(1,102万例)を占めるが、予約量は8億回分であった。一方で、日本、オーストラリア、カナダは、合計10億回分以上を予約していたが、その症例数は世界の症例数の1%に満たない(45万例)。もし、これらのワクチン候補が最大生産量を達成できた場合、2021年末までに59.6億コース分のワクチン製造が予測された。これらのワクチンコースの最大40%(あるいは23.4億コース)が低中所得国に供給される可能性があるが、もし高所得国が購入拡大オプションを行使すると、低中所得国の供給量は少なくなることが示唆された。
https://www.carenet.com/news/journal/carenet/51445

【見通しは、はるか先!?】

 

■英、AZ製コロナワクチン接種開始、超低温保存が不要
~AFP通信201.1.4~
オックスフォード大学と製薬大手アストラゼネカが共同開発した新型コロナウイルスワクチンの接種を開始した。同ワクチンは、米製薬大手ファイザーと独製薬ビオンテックや、米製薬大手モデルナが開発したワクチンとは異なり、超低温保存が不要であるため、専門家の多くは新型ウイルスとの闘いにおいて形勢を一変させる鍵になるとみている。また、経済力の乏しい国々へのワクチン供給が進むことも期待できる。
https://www.afpbb.com/articles/-/3324508

【AZ社の製品はF社製よりも価格が10分の1らしい。】

 

■51光年先から太陽系外惑星からの電波シグナルを検出か
~カラパイア2020.12.19~
ターナー博士らはオランダにある電波望遠鏡で木星の電波シグナルを分析し、これを基準に40~100光年先にある木星型惑星を捜索。100時間ほど観測を続けた末に、太陽系から51光年離れた「うしかい座タウ星」にあるホット・ジュピター(恒星の近くに位置する巨大なガス惑星)から放たれたらしき電波シグナルを発見した。
http://karapaia.com/archives/52297522.html

【未知との遭遇!?】

 

■魚が養殖ビジネス?エビを飼育して藻類を育てる魚
~カラパイア2020.12.15~
人間は動物を家畜にし、植物を作物に変えることで、安全確実に食物として利用できるリソースを確保してきた。美しい海とサンゴ礁が広がり「カリブ海の宝石」と呼ばれるベリーズ。その海に生息する「ロングフィン・ダムゼルフィッシュ」には、藻を育てそれを食べるという変わった習性がある。研究グループが発見したのは、その藻の養殖場に「アミ」という小さなエビが大量に生息しているということだ。この魚が食べるのは、養殖場で育てている藻であってアミではない。どうやら養殖場の上を泳ぐアミの排泄物は、良質な肥料であるらしいのだ。
http://karapaia.com/archives/52297390.html

【ビジネスに長けた魚?】

 

■五十肩、短期的に最も有効な治療は?
~ケアネットニュース2020.12.29~
英国・グラスゴー大学の研究のメタ解析を行った結果、関節内ステロイド注射が他の治療(外科的治療を除く)と比べて短期での有用性が高く、その優位性は6ヵ月継続することがわかった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51417

【6か月後はどうなる?】

 

■日本人のCOVID-19による血栓症発症率は?
~~ケアネットニュース2020.12.11~
合同COVID-19関連血栓症アンケート調査チームによる『COVID-19関連血栓症に関するアンケート調査』の結果が発表された。日本人での新型コロナウイルス感染症(COVID-19)関連血栓症の発症率は、全体では1.85%であることが明らかになった。血栓症は1.85%の発症部位は(重複回答を可として)、症候性脳梗塞22例(血栓症症例の21.0%)、心筋梗塞7例(同6.7%)、深部静脈血栓症41例(同39.0%)、肺血栓塞栓症29例(同27.6%)、その他の血栓症21例(同20.0%)であった。
https://www.carenet.com/news/general/carenet/51335

【アメリカの10分の1】

 

■子どもがコロナに感染する、させる割合は大人の半分ほど
~ナショナルジオグラフィック2020.12.15~
アイスランド保健局と同国のヒトゲノム解析企業デコード・ジェネティクス社が共同で実施。2020年春、感染したおそれがあるために隔離された国内の全ての人を、大人も子どもも含めてモニタリングした。発生したクラスター間のつながりを特定するため、接触者追跡および遺伝子解析が行われた。そのうちの4万人を対象に調査した結果、15歳未満の子どもが新型コロナに感染する割合、および他人にウイルスを感染させる割合は、いずれも大人の半分程度にとどまった。また、子どもの感染例は、ほぼ全てが大人からうつされたケースだった。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/121400735/

【子どもは罹りにくい!?】

 

■明治安田生命「2020年生まれの名前調査」
★2020年生まれの名前
《男の子》
1.蒼、昨年4位。蒼空、蒼太、蒼士、蒼大など
2.樹、昨年7位
3.蓮、昨年1位
《女の子》
1.陽葵、0.53%、昨年2位
2.凛、昨年1位
3.詩、昨年20位
★同・読み方
《男の子》
1.ハルト。12年連続首位。陽翔、陽斗、遥斗、晴翔など
2.ソウタ
3.ミナト
《女の子》
1.ミオ。澪、美桜、美緒、実桜など
2.メイ
3.イチカ

【漢字一文字の名前が人気】

■新型コロナ、他の人に最もうつしやすいのは発症後5日間
~ケアネットニュース2020.12.15~
新型コロナウイルスに感染した人は、発症後5日間が最も他の人にウイルスを感染させやすく、感染初期の患者の特定と隔離が重要であるとする研究が報告された。新型コロナウイルスの排出期間は、上気道で平均17.0日、下気道で平均14.6日、糞便中で平均17.2日、血清サンプルで平均16.6日であることが明らかになった。排出期間が最も長かったケースは、上気道で83日、下気道で59日、糞便で126日、血清で60日であった。また、新型コロナウイルスのウイルス量は、上気道では発症後1週間でピークに達することも判明した。報告されたウイルス量が最も多かったのは、発症時、あるいは発症後間もない時期、もしくは発症から3~5日目であり、その後は低下の一途をたどった。さらに、たとえウイルス量が多くても、発症から9日目以降に生きたウイルスが患者から検出された報告例はないことも明らかになった。そのほか、新型コロナウイルスに感染して発症した人と発症しなかった人との間で、ウイルス量は同程度であることも判明した。
https://www.carenet.com/news/general/hdn/51301

 

【追跡されたご苦労が伺われます】

 

■かつて海の底だったエベレスト、実は今も成長中
~ナショナルジオグラフィック2020.12.11~
ヒマラヤの物語は約2億年前、超大陸パンゲアの分裂と同時に始まった。パンゲアが分裂を始めた後、インドプレートが分裂し、現在アジアと呼ばれている陸塊に向かって北上した。インドプレートは、100年で10メートル以上という地質学的には驚くほどの速さで移動した。始まりがいつだったかにかかわらず、エベレストを形成した衝突は現在も続いている。インドプレートは毎年約5センチずつ北上しており、ユーラシアプレートとの継続的な衝突によって、ヒマラヤ山脈は成長を続けていると科学者たちは推測している。
https://natgeo.nikkeibp.co.jp/atcl/news/20/121000729/

 

【壮大なロマンス】

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